オビノーの甲子園は「再甲」だ
去年、こんな記事を書いたんですが、今年の甲子園でもオビノーが見られるようです。
甲子園交流試合の是非は、事前に色々言われていましたが、結果としては、多くの人に喜びを与え、見る側にも楽しみと感動をもたらしたので、今のところ感染者もいないし、よかったんじゃないでしょうか。
昨年のセンバツで21世紀枠に選出されたがコロナ禍で中止。夏に代替開催された甲子園交流試合に出場し、今年は「勝って再び甲子園へ」という意味の「再甲」をスローガンに掲げ、75チームの頂点に立った。
今度は、21世紀枠ではなく、北北海道代表です。
やはり、甲子園で試合をしたのが良い経験になって、後輩に受け継がれたんですね。
前田康晴監督(45)は「センバツ中止でみんな悔しい思いをした。交流試合という貴重な経験をさせてもらったのだけれども何か悔しかった。この夏こそ、という思いでやってきたので」と声を詰まらせた。
この監督の指導も素敵なんです。
工夫をこらした心の鍛錬も力を発揮する要因になった。支えてくれる人たちを喜ばせるという意味で「他喜力」を鍛えようと今春からの課題に加えた。6月末に前田監督は「母親の手を触ってみるように。どれだけ苦労して支えてくれているか分かるはず」と指示を出した。実家が様似町の西川は北大会準々決勝後に帰省。「僕より硬くて、世話になっているのを感じた。何としても恩返しがしたかった」。現在、長沼に住む祖母が入院中で「甲子園でヒットを打ち、次は祖母を元気づけたい」と意気込んだ。
農家や酪農家が多いでしょうから、親の苦労が手に出ているはずですね。それを感じ取れというのはなんて素晴らしい言葉でしょう。
去年の甲子園での経験が、一つの高校の歴史を変えたんですね。
いろいろ意見はあったでしょうが、開催して良かったんじゃないでしょうか。
今年はどうなるのか。オビノーの活躍に期待です。
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