LINESTEPの終了に思うこと
LINE stepが終了するそうです。
noteをやってる人は、記事も見たかもしれませんし、もともと広報的に使っていたのでサービスについて知っている人も多いかもしれません。
でも、一般的には、知られていなかったんでしょうね。
利用者が伸びないからやめるんでしょうし。
私の周りでは、誰も知りませんでした。なんのサービスかも知られていない。
LINEがこのサービスを始めた時に、「おおこの分野に出てきたか」と思って、実は私は、すぐに投稿して、700ポイントいただきました。まあ、それっきりなんですけど。
似たようなサービスがすでに色々ある中で、LINEが出てきたことで大きく勢力地図が変わるのかなと思っていたのですが、変わらなかったのでしょうか。最近は、インスタグラムで検索して店を探すという風潮があるそうなので、そのあたりを狙ったんだと思いますが、ポイント狙いで写真をアップする人はいても、本当に店探しに使う人がいなかったのかな。
まあ、どういうマネタイズなんだろうとは思っていたので、やってみたけどサービスとして色々な意味で伸びなかったという判断なのでしょう。
でも、LINEはチラシとか家計簿とか保険とか投資とか、スコアとか、本当に次々にサービスを拡充して、ウォレットと結びつける施策をとっていますよね。
ミニアプリをつけたスーパーアプリというんでしょうか。
その辺りは、ペイペイやメルペイもそうなんですが、中国の決済系アプリ(AlipayやWeChat Pay)をお手本にしているんでしょうね。
でも、LINEはヤフーと統合することが決まったわけで、そこまでの間で何をするのかもありますよね。
できれば、両方の良さを合体させたアプリ(それがどんなものかまではわからないんですが)になって欲しいんですけどね。
ペイペイブランドでいくのか、ラインペイブランドでいくのか、どちらにしても、東南アジアやオーストラリアとか、中国以外の太平洋圏で国際アプリに成長して欲しいです。日本初の国際決済アプリとしてアメリカやヨーロッパも狙って欲しい。狙っているかもしれませんが、実現するにはかなり大きな投資が必要そうです。LINEのネームバリューとソフトバンクの資産ならば、それができる。そこが今回の合併の意図なんでしょう。
そこに向けて、LINEの社内リソースの選択と集中が必要でしょうし、そういう背景を持って、ラインステップの終了を見ると感慨深いものがあります。
あと一年の間に、どういう選択と集中があるのか。
それっと編集な訳で、興味がありますね。