日本最強の有料放送はNHKでいいと思う
テレビ見てますか?
私、あれだけテレビっ子だったのに、最近、面白いドラマは無いし、音楽番組はやってないし、見るもんないなあ、と思って、ついアマゾンプライムとかアベマTVとか見ちゃうんです。
という人多いと思います。
有料放送といえば
huluとかNetflixとか、海外からのネット配信サービスも増えています。
なんならYouTubeだっていいですよね。
でも、日本最強の有料放送を忘れていませんか?
NHKです。
我が家では、最近、面白いと思う番組や、録画してまで見ようと思う番組がNHKだということ増えています。
Eテレが面白い
特にEテレの攻め具合がすごい。
我が家が最近ハマっているのは、0655、2355、ねこねこ55の3部作。
デザイン思考を育てる番組「デザインあ」は、展覧会も開催中。
語学系もユニークだし、テキストが充実していて、再放送もあって、至れり尽くせり。
勉強系では、100分で名著も欠かせない。
美の壷もいいよね。とか、書き出すと止まらない。
バラエティもドラマも勢いある
さらに、今やNHKを支える勢いの「チコちゃんに叱られる」。
忘れちゃいけない、ブラタモリ。
勉強になるという意味でいうと、switchインタビュー達人達や知恵泉も回によっては面白い。
ドラマでいえば、時代劇はもうNHKくらいしか連続ドラマが作れないらしいです。制作費がかかるから。
大河ドラマのように一年かけて放送するとか、朝の連続テレビ小説のように半年というような放送形態も、民放ではほとんどなくなりました。昔は、民放でも朝の連続ドラマがあったんですけどね(ポーラテレビ小説とか)。
同じようなドラマばかりの民放に比べて、NHKのドラマはユニークなものも多いです。海外ドラマもありますが、それも面白いものが多い。
映画で話題の「ダウントンアビー」もNHKで放送してましたよね。
オンラインもアーカイブも
しかも、BSも4Kも手がけていて、オンデマンドもあって、アーカイブも充実。視聴率も民放のように競ってないけど、実は、上位10番組のうち6つはNHKの番組です(例えばこちら)。
3月からはアプリ配信も始めることができ、さらにネットとの融合が始まりそうです。(PDF)
2020年3月1日から「NHKインターネットサービス利用規約」が改正されます。
改正が多岐にわたりますので、あらかじめ、以下で公開いたします。
メディアミックスも
今までもメディアミックスで稼いできたNHKです。
出版との連携という意味ではテキスト系もありますし、大河ドラマの解説本や科学系スペシャル番組の解説本を販売し、DVDなんかも販売してきました。
考えて見ると、ここまでやっている放送局は他にあるでしょうか?
ドラマの解説本や語学番組や教養番組のテキストを販売している子会社を持っている放送局というと、フジテレビと扶桑社、日本テレビ出版などが思いつきますが、販売店数、規模共に、NHK出版にはかなわないのではないでしょうか。
もう、有料放送でいいじゃない
確かに、受信料という仕組み、国営放送という肩書きに見合っているのかとか、民放と比べて出演料が安いとか、色々とNHKを攻撃する声は絶えません。でも、放送局として日本有数の番組を配信していることは間違い無いでしょう。
これはもう、日本最強の有料放送と認めて、NHKにいい番組を作ってもらえるように応援する声が出てもいいんじゃ無いでしょうか。
受信料を取られると思うから腹がたつので、積極的に有料放送と契約していると思って、堂々と要求していく姿勢で改革を迫るのが正しいあり方のように思えてきました。
NetflixやAmazon primeが、物量で凌駕し、優れた有料コンテンツを世界同時配信している中で、対抗できる民放は無いと思います。
ここまできたら、日本独自のコンテンツの世界配信も、国際放送も手がける最強の有料放送局・NHKに手がけてもらってはいかがなんでしょうか。
そんな気になるくらい。民放つまらない。
サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。