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言葉がないから、行動で応えたい

昨日は、1日なんとなくボーッとしていました。

あまりにも大きな訃報が入ったからです。

志村けんさんの訃報

もちろん、私どころの話ではなく、日本中がこの話題で持ちきりです。

芸能人だろうと一般人だろうと。

この約50年、志村けん無しで日本の笑いは語れないのですから当然です。

何を見てとるのか、何を学ぶのか

そして、この死が何を語っているのかもいろんな方が既に書いています。

発症してから感染確認まで6日、呼吸困難となり入院、人工呼吸器を装着されたと思われますが、ECMO接続に移行したのが25日、訃報が29日。

あまりにも早い。でも、この早さがイタリアやスペインで見られる症状と似ています。日本に今起こっている感染は、中国由来というよりもヨーロッパ由来のものなのではないでしょうか。

中国からヨーロッパに伝染する中でウイルスが進化し、感染力を強め、死亡率を上げているという憶測もあります。

先日私も書いたように、とにかく、自分が感染しているが自覚症状がないのだという前提で行動する必要があります。

そして、jbpressの記事のなかで書いてあるように、出かけていた首相夫人は自覚がなかったと言わざるを得ないし、それを謝らない首相は恥じるべきでしょう。

この時点で「3密」に出かけて行くような人は、若者であれ、大臣の家族であれ何であれ、疫病流行の火に油を注いでいる「事実」を自覚する必要があります。

小池都知事の声は届いているのか

都庁が出しているデータを見ると、確かに活動は減っています。

FireShot Capture 174 - 都内の最新感染動向 - 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト - https___stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp_

宮坂副知事の指示の元か、ヤフーさんが協力してますね。

そして、この底を打って戻ってきている感じがきな臭い。

千代田区よりも新宿区の方が減少少ないとかね。

FireShot Capture 174 - 都内の最新感染動向 - 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト - https___stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp_

1割減行ってないわけです。繁華街なのに。

そしてどうも、若い人だけじゃなく、中高年が出歩いているように見受けます。

これを書いたのが3月6日でしたが、その後も、新宿では多くの人が行き来してましたし、特に3連休は私も出歩いてしまいました。

先週の金曜日は、土日引きこもる前だからと言った感じで、飲みに出ている人も多い感じでした。

そんな中で、志村さんが亡くなっている。

小池都知事の声は届いているのでしょうか。

志村さんが教えてくれたことと小池都知事の会見

昨日、新たな記者会見で要請が出ました。

「クラスター対策班からの指摘も踏まえ、都民にはこうした場への出入りを控えていただくようお願いしたい。特に若者については、カラオケやライブハウス、中高年については、バーやナイトクラブなど接待を伴う飲食店などに行くことは、当面、控え、自粛していただきたい」

志村さんの死と呼応するような感じを持ったのは私だけでしょうか。

飲み歩くことで有名だった志村さんですが、その感染源はわかっていません。聞き取り調査もどこまで出来ていたのか不明です。入院してすぐに人工心肺をつけてますから、PCR検査直後からかなり悪かったのは間違いなく、感染経路不明な模様です。

でも、きっと、夜の街でもらったんだろうなという予感はします。

志村さんは死をもって、今出歩くことの危険性を教えてくれたんだと、私ならずとも思ってしまいますよね。

小池都知事の会見は、そうした志村さんの死と重なって見えたのです。

でも夜の街が悪いんじゃない、出歩く奴が悪いんだ

そのことはわかった上で、夜の街に出歩かないようにするとしても、それだけではダメだとも思います。

小池都知事の会見と志村さんの死のダブルパンチで、夜の街のいろんな種類の店に影響が出るでしょう。

でも、店が悪いんじゃないです。出歩く奴が悪いんです。

そこに都も国も目配りしてもらいたいとも思います。

「新型コロナウイルス感染症を原因としてさまざまな影響を受けている宿泊施設や飲食店、中小企業やその従業員へのさらなる支援を国に強力に要望することと同時に都独自の対策も今後、考えていきたい」

本当にこれはお願いしたい。そうでなければ、店がなくなる。

都知事の会見で具体的な飲食業の名前が出た。それらに対する自粛要請は出ても補償がセットではないことに飲食業界は苛立ちを募らせている。自主的に一か月の休業を決めたレストランも現れている。今日は多くの会社にとって年度末。翌年度に向けてポジティブなメッセージが欲しい。

来年オリンピックがあっても、おもてなしする店がなくなっていたらば、世界から来た方々は何を食べればいいのか。何を楽しめばいいのか。

そこを支えているのは、飲食店であり、各種の芸能なのだけど、政府の対策を見ていると、このままでは日本の大衆文化である居酒屋やクラブや、演劇やお笑いが死滅する可能性すらあります。

いろいろな支援キャンペーンが出ていますので、それらを見ていきたいです。

そうした政府への要望に声を上げ、しかし、日々の行動は粛々と行い、距離を開けて並び、買い占めはせず、マスクをして、手洗いをする。

そういう人に私はなろうと思います。


サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。