●漫才における「相槌」はそのときの雰囲気で自然に入れるものなので通常漫才台本には書きませんが,本格的な掛け合いのしゃべくり漫才をイメージできるようあえて細かい「相槌」を書き込んで…
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漫才論| ¹³⁶巨人さんと上沼さんがコンビを組んでM-1グランプリで漫才をするのをどうしてもみてみたい方のための『脳内再生用漫才台本』
おそらく本当にM-1グランプリの審査員を卒業してしまうオール巨人さんと上沼恵美子さん。巨人さんは冗談で,「上沼さんとコンビ組んでM-1出ます」と言っていましたが,「本当に出てほしい」と思った方も少なくないと思います。私ももちろん思いました。お二人とも凄まじい腕の持ち主ですから そんな二人がコンビを組んでM-1に出るなんて夢のような話,おそらく99.9%実現することはないと思いますが,「どうしてもみてみたい」という方のために『脳内再生用漫才台本』を書いてみました 「みんなで
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[読む漫才] M-1グランプリ2019 ミルクボーイの漫才「コーンフレーク」の掛け合い漫才感がアップすれば優勝できる説
#無料公開台本 ミルクボーイの漫才は,ツッコミ(のような役割)の内海さんのしゃべりで主に笑いを取るスタイルで,内海さんがメインでしゃべっているときは,ボケ(のような役割)の駒場さんはあまりしゃべりません。 今のままでも十分おもしろいネタなのですが,正統派漫才好きの人からすると,「駒場さんのしゃべる量が少ないのが残念」という印象を受けるのではないかと思います。 「内海さんがしゃべっているときに駒場さんがガンガン相槌を入れれば,ボケとツッコミが何回も入れ替わるスタイルになり
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[読む漫才] M-1グランプリ2019 ミルクボーイの漫才「もなか」にもっと掛け合い漫才感があれば誰もが納得の優勝になった説
#無料公開台本 今年のM-1グランプリは,ファーストラウンドで歴代最高得点を更新し,最終決戦では6票も獲得したミルクボーイが圧倒的な優勝を飾ったようにも見えますが,最終決戦はかなりギリギリだったと思います。最終決戦も点数制だったら,3組とも点数の差はほとんどなかったのではないでしょうか。 ミルクボーイは,ファーストラウンドも最終決戦も同じフォーマットの漫才で,しかも,ファーストラウンドの「コーンフレーク」のネタが爆発的におもしろかったため,2本目は1本目よりも笑いの量は減
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