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「みんなで作る漫才の教科書」とは,テーマ別に分類した「漫才論」にみなさんから「質問」「意見」「反論」などをいただいて,それに答えるという形式で教科書を作っていこうというプロジェク…
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#M1グランプリ
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漫才論| ¹³¹「正統派漫才が好きで漫才がうまく, 普段の二人の会話はおもしろいのに漫才のウケはいまいち」という漫才師なら, 普段の会話を漫才に"昇華"できればM-1準決勝は狙える
今回のM-1の結果を受けて一番恐れているのは,「漫才はうまいのに漫才のウケが悪い漫才師」が奇抜な方向に走ることです。漫才のウケが悪いと「漫才スタイル」を見直したくなるのは当然のことです。それほど「漫才がうまくない」コンビであれば,いろいろなスタイルを試すことによって何かを見つけられるかもしれません しかし,明らかに漫才が「うまい」とすればそれは,「二人とも漫才の才能がある」ということです。二人とも「しゃべり」も「掛け合い」もうまい漫才師はそこまで多くありません。この武器を最
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漫才論| ¹⁵⁵M-1という「競技漫才」に風穴をあけたモグライダーのやり方の"メリット"だけを活かした漫才スタイルとは❓
モグライダーのネタの作り方はかなり独特です。芝さんは「ネタ作り」についてこのように語っています 「競技漫才」においては特に,ほとんどの漫才師が「いかにミスをしないか」を突き詰めている中,モグライダーははなから「ともしげさんのミスありき」というスタイルです。もちろん,「ともしげさん」という独特の存在ゆえに,結果的にこの形になったわけですが,このスタイルには「いかにミスをしないか」というやり方とは違う"強み"があります 「みんなで作る漫才の教科書」内の100円記事68本全部を
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