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みんなで作る漫才の教科書

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「みんなで作る漫才の教科書」とは,テーマ別に分類した「漫才論」にみなさんから「質問」「意見」「反論」などをいただいて,それに答えるという形式で教科書を作っていこうというプロジェク…
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#競技漫才

漫才の教科書| ¹⁷M-1グランプリ

今回のテーマ【M-1グランプリ】このテーマに関するご質問や,以下の「漫才論」の内容に対する「質問」「意見」「反論」などを,下記のいずれかの方法でお寄せください 回答は,この記事の有料エリアに記載します。ご質問などは何度でもお寄せいただけます。誹謗中傷以外の「反論」も大歓迎です。「漫才の教科書」作りに,ご協力よろしくお願いいたします ¹競技漫才 ²戦略 ³審査

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漫才論| ¹⁵⁵M-1という「競技漫才」に風穴をあけたモグライダーのやり方の"メリット"だけを活かした漫才スタイルとは❓

モグライダーのネタの作り方はかなり独特です。芝さんは「ネタ作り」についてこのように語っています 「競技漫才」においては特に,ほとんどの漫才師が「いかにミスをしないか」を突き詰めている中,モグライダーははなから「ともしげさんのミスありき」というスタイルです。もちろん,「ともしげさん」という独特の存在ゆえに,結果的にこの形になったわけですが,このスタイルには「いかにミスをしないか」というやり方とは違う"強み"があります 「みんなで作る漫才の教科書」内の100円記事68本全部を

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漫才論| ¹⁴⁹「漫才における"リアル"」を表現できる漫才師がM-1を制する時代がくる❓

「ハプニング」を見て自然と思わず笑ってしまうのは,それが「"作られた物"ではなく"リアル"なリアクションであり,"リアル"な笑いだからである」という点についてはこちらの記事で書きました 今回のテーマである「漫才における"リアル"」というのは,「二人で会話をしている」という部分の話です。まるで台本がないかのような「"リアル"な会話」としてみせる「腕」があれば,「作り込まれた笑い」だけでなく,「ハプニングを見て自然と思わず笑ってしまうような"リアル"な笑い」を生み出すことも可能

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漫才論| ¹⁴⁸「ドッキリやハプニング」では笑えても「ネタ番組」では笑えない人がいるのはなぜ❓

漫才やコントなどの「ネタ番組」ではあまり笑えないけど,「『ドッキリやハプニング系』の番組なら大爆笑する」という方は,一定数いると思います。これも「好みの違い」と言ってしまえば好みの違いですが,そもそも,「ネタ番組」と「ドッキリやハプニング」とでは,「笑いの種類」が違います 「みんなで作る漫才の教科書」内の100円記事68本全部をお読みになりたい場合は,マガジンで購入したほうがお得です [(100円記事×68本)+(教科書20テーマ×¥100)=¥8,800→¥3,800]

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漫才論| ¹¹M-1を"競技漫才"にしたのは誰❓

「M-1は競技漫才だ」とよく言われますが,M-1の審査基準は"とにかくおもしろい漫才"です。この唯一の審査基準には,競技漫才的要素はいっさい見あたりません。「とにかくおもしろければどんな漫才でもいい」という意味です。実際,M-1チャンピオンの漫才に対して「あれは漫才なの?」という"漫才論争"が起こるほど,ゆるい基準です ですから,M-1は"競技漫才"として存在しているというわけではなく,演者がM-1を"競技漫才"にしているという側面があると思います 「みんなで作る漫才の教

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漫才論| ⁶⁹賞レースでガンガンアドリブを入れるコンビがほとんどいないのはなぜ❓

漫才は基本アドリブを入れたほうがおもしろくなります。にもかかわらず,M-1などの賞レースでガンガンアドリブを入れるコンビがほとんどいないのはなぜなのでしょうか? 「みんなで作る漫才の教科書」内の100円記事68本全部をお読みになりたい場合は,マガジンで購入したほうがお得です [(100円記事×68本)+(教科書20テーマ×¥100)=¥8,800→¥3,800]

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漫才論| ¹⁰⁷「会場のウケ」だけで審査するなら審査員はいらない

今年のM-1ファイナリストの選考は,「賛否両論真っ二つ」というかんじですが,準決勝の会場ではそれらのメンバーのネタは確かにウケていたようです。しかしそこには,「内輪ウケ」的な要素も存在しているということについてはこの記事で書きました 審査員の方は当然,当日の「会場のウケ」だけでファイナリストを選んだわけではないと思います。今回の審査員が実際にどんな基準で審査をしたのかはご本人に聞いてみないと分かりませんが,一般的に考えられる審査の基準について書いてみたいと思います 「みん

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漫才論| ¹¹⁶「笑いの審査」は"操作"できる❓

できます これは,「賄賂」とか「圧力」といった犯罪や権力の乱用による"操作"の話ではなく,「笑いの『好み』を利用すれば,簡単に審査の結果を操作できる」という話です 「みんなで作る漫才の教科書」内の100円記事68本全部をお読みになりたい場合は,マガジンで購入したほうがお得です [(100円記事×68本)+(教科書20テーマ×¥100)=¥8,800→¥3,800]

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漫才論| ¹²²M-1グランプリにおける"タイムオーバー問題"を「かっこいい」という視点で考えてみる

M-1決勝でのタイムオーバーは過去にもありましたが,今回のハライチの場合は,敗者復活戦でタイムオーバーしたのに勝ち上がったこと,それに対して司会の陣内智則さんが「あまり関係ない」と発言したこと,決勝でもタイムオーバーしたこと,どちらも結構な長さのタイムオーバーだったこと,「敗者復活のネタは一昨日に作った」という岩井さんの発言などが重なり,かなり話題になっています この件について,「漫才調査」でアンケートをとっています。投票は結構割れていますが,「タイムオーバーは容認すべきで

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漫才論| ¹²⁶漫才調査🗳³M-1グランプリ決勝戦のネタを全組みてから点数をつけると順位は変わるのか❓

M-1グランプリは,「その場で点数をつけるからこそあそこまで盛り上がる」ということは重々承知していますが,「ネタ順がかなり順位に影響を与える」というデメリットもあります。また,「全組みてから点数をつけるとかなり順位が変わることもあるのではないだろうか?」と感じることもあります。そこで今回は,Twitterの投票機能を使って,「全組みてから点数をつけると順位は変わるのか」を検証してみました 今回の調査で出た順位と点数は「大見出し」で,実際の順位と点数は「小見出し」で記載してい

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