テオ・アンゲロプロス監督作品にハマる
最近、図書館でDVD作品を借りる機会が多くなった。
なかでもギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス作品を借りて家で観ることがおおい。
テオ・アンゲロプロス監督作品にはきまりがある。
それはワンシーンワンカットの長まわしを多用することである。
時間の流れがものすごく遅いのだ。
だから、現代人にとっては苦痛な時間を強いられるかもしれない。
昔のテオ・アンゲロプロスのインタビューをYouTubehttps://youtu.be/1yUpPCmHGus?si=IkhHwuzklDHDaVAFで観てみるとテオ・アンゲロプロス自身が
「なぜコーヒーをそんなに長い時間かけて飲むんだい」
とイタリア人の撮影スタッフに聞かれるくらい、テオ・アンゲロプロスの生きている時間は遅い。
代表作の『旅芸人の記録』は232分間もある。
DVD2枚組みで大変ボリューミーだ。
でも、僕にとっては大変おもしろい。
親友で現代ギリシャ文学を研究している福田耕佑さんも、
「かつて授業でとりあげられたことがある」
とおっしゃっていた。
そんなテオ・アンゲロプロス監督はどんな生涯をおくったのであろうか。
Wikipediaから引用してみる
現代ギリシャ̪史を一望できるようなフィルモグラフィーである。
フィルマークスではどのような評価がされているのだろう気になるので引用しておく。
レビューを読むかぎり難解でとっつきづらい印象であることは否めない。
最新作の『エレ二の帰郷』はどうか
127分間と割かしコンパクトである、是非とも観ていただきたい。