見出し画像

甘酒と豆乳とサラダチキンと〜4日間の断食チャレンジ、その結果〜

在宅勤務の幸福と弊害と

某会社のバックオフィス担当として働き始めて、もうすぐ5ヶ月。
会計事務所からまったく未経験の世界に飛び込み、フルリモート、フレックスというありがたい制度のもと、在宅勤務をして5ヶ月。
朝と昼に少しずつ歩いて、ようやく1日3000歩を歩く生活が、もう5ヶ月。
締め付けのないゆる〜い着心地重視の服で過ごして、もう5ヶ月。

あれ、こんな生活していたら太るのでは……?
と、ふと気付きました(ようやく!)

前の職場は配給制で、毎日15時におやつが配られていたのですが、今はそれがありません。
今では、おやつは好きなタイミングでOK。しかも自前で用意するおやつはコスパ重視で、クッキーもチョコレートも大袋で購入するし(各1キロ)、暑いなぁと思ったらいつでもキンキンに冷えたカルピスソーダを作っても良いわけです。

それを続けていたら、太るに決まっているなぁ……
と、思ったのですが!
我が家の体重計によれば、私のおしゃれ全盛期(つまり20代前半の独身時代、ジムやら美容にそれなりにお金をかけていたあの頃)に比べると、体重は1、2キロのプラスでおさまっているのです。

それならまあいいか、と気を抜いてクッキーを食べていた、ある日。
突然、「体年齢」と「実年齢」が一致してしまったのです。
我が家の体重計は、体重だけでなく、内臓脂肪レベルや骨格筋量、体年齢まで計測してくれる賢いやつ。
それが、少し前まで20代後半の体年齢を表示していたのに、どういうわけか実年齢通りの表示になっている……!? と今までに無い衝撃を受けた私は、ここで初めて一念発起。

体年齢を20代後半に戻すことを決意しました。
その方法は、断食です!
(決意した日に、たまたま図書館で断食本が目にとまったので……!)

断食に関する悲しい思い出

さて、何を隠そう、私はインドア派です。
休日は一歩も外に出なくても平気
ネットに繋がったテレビとスマホと本と、贅沢を言えばちょっと良いスピーカーと椅子と食料があれば全然外に用事が無いタイプの人間で、運動も基本苦手。だから断食で絞るというのも無しではない、と思います。
しかし、美味しいものと甘いものが好きなので、断食に挑戦するのは強い決意が必要でした。

何より、新卒時代にストレス過多で胃から血が出た時に、医師から絶食を命じられて、ものすごく辛かった思い出があります。
今日から、ほうじ茶か白湯しか飲んじゃいけません
胃カメラと点滴でボロボロなときにそんなことを言われて、絶望しました。
ほうじ茶と白湯の期間が明けたら、お粥を茶碗に半分、次は焼き魚や味噌汁を通常の半分、という言葉に気が遠くなりそうになったことを覚えています。
……断食と聞くと、そんな悲しい思い出がストレスフルなあの頃の記憶と共に想起されるわけです。空腹って辛い。
(ちなみにその頃は、半年に1回くらいのペースで絶食していました。辛い)

やるぞ、断食

そんな悲しい思い出がある断食ですが、今回挑戦する甘酒豆乳ダイエットは、「ほうじ茶か白湯しか飲んじゃいけません」というような辛いものではなく、1日3食きちんととるし、間食もOK。ただ、それが「甘酒と豆乳」であるというルールです。

1食につき、甘酒100ccと豆乳300cc。 
そこに本当はプロテインを入れないといけないのですが、近所のスーパーでプロテイン一袋の金額にびっくりして、代わりに鶏胸肉と卵を買って帰りました(初っ端からルールを破るタイプ)

ちなみに、甘酒は麹と水だけのものを。我が家にはヨーグルトメーカーがあるので、水と麹の比率を少しずつ変えながら、実験しつつ甘酒を作りました。


実践した4日間の断食のスケジュールは以下の通り

(1日目)

  • 朝:焼き魚メインの和風定食

  • 昼:朝と同様

  • 夜:豆乳+甘酒(プロテイン代わりに、サラダチキンとゆで卵、味噌汁)
    (経過)朝も昼も普通に食べたので、全然辛くない! いつも食べていたおからクッキーも封印。低気圧のせいか、頭痛が……サプリと頭痛薬を飲んで就寝

(2日目)

  • 朝:豆乳+甘酒(サラダチキンとゆで卵、味噌汁)

  • 昼:豆乳+甘酒(サラダチキンとゆで卵)

  • 夜:豆乳+甘酒(サラダチキンとゆで卵、味噌汁)
    (経過)空腹は辛くないけれど、1日目からの頭痛がまだある。ここでふと、「カフェイン断ちのせいでは……?」と気付く。
    断食中はカフェインもアルコールもNG。ここからは空腹よりも頭痛との戦い。

(3日目)

  • 朝:豆乳+甘酒

  • 昼:豆乳+甘酒(サラダチキン、味噌汁)

  • 夜:豆乳+甘酒(サラダチキン、味噌汁)
    (経過)空腹を感じたら、甘酒をすする生活。空腹は常にうっすらあるけれど、絶食中のあの頃に比べたら全然辛くない。夕方から夜にかけて頭痛再発

(4日目)

  • 朝:味噌汁

  • 昼:雑炊

  • 夜:豆乳+甘酒(しょっぱいものが食べたくて豆腐多めのモツ煮を少々)(経過)4日目からは少しずつ甘酒以外のものを食べ始めるように。昼過ぎくらいから、「もう甘酒は勘弁してくれ……」という気分に。

いよいよ、結果発表!

さて、5日目の朝、体重計にのってみました! 結果は、以下の通りです。

  • 体重:マイナス3キロ

  • 体脂肪:マイナス2%

  • 体年齢:実年齢マイナス3歳🎉

    我ながら、かなり良い記録です!!! 

4日間の運動は、朝と昼の散歩10分ずつ、あとはYouTubeを見ながら筋トレ10分くらい。これは断食前と同様の運動量です。チャレンジ期間は平日だったため、日中は1日8時間座りっぱなしの仕事をしていました。

今回の良かった点

  • 甘いものを食べたい、という欲求が甘酒で解消される
    (間食も甘酒のため、「何か甘いもの食べたい」など思わない)

  • 1日目〜4日目朝くらいまでは辛さもあまり感じずに余裕で過ごせた

  • すんなりと体重と体脂肪が落ちて、体年齢が若返った。感動!

今回の悪かった点

  • カフェインの離脱症状で頭痛がひどかった
    (普段どれだけ依存していたかわかった、という点では良かった)

  • 4日目の夕方には普通のご飯を無性に食べたくなった。また、エネルギー不足(若干のふらつき)を感じた

  • 特に見た目には変化がない(突然細くなったりしない)

チャレンジを終えて

高校時代以来、大幅な体重の増減がないため、今後加齢とともに増えることはあっても、減ることはないだろうと思っていました。
いろんなエクササイズも試し、仕事帰りにプールで泳いだり、ジムに通ったりもしたけれど、特に数字で結果は出ませんでした。
そのため、「まあ私の体はそうなんだろうなぁ……」と、受け入れていたのですが、そんなことはないのだと気付けたのはすごく良かったです。 
イベントの前なんかに、またやってみても良いかな、と思います。

悲しい思い出がある断食ですが、今回の甘酒豆乳チャレンジは、「ほうじ茶か白湯しか飲んじゃいけません」という過去の絶食に比べればまったく辛いものではなかったです。
ただ、外回りとか、体を動かす仕事だったらキツかったかもしれません。お腹すいた〜と思った時に、即冷蔵庫から豆乳と甘酒を取り出せる環境にあるというのは結構大事なことですね。

(追記)
さらに断食から数日経ったところで、外食なんかもしつつ、徐々に普通の食事に戻していきました。
断食終了から4日で、体重は+1キロ、体脂肪−1%、体年齢はキープ。まずまずの結果です!)
さらにその翌日、体重はさらに+1キロ、体脂肪+3%、体年齢+1歳。あれ!? 徐々に戻っている…!! 
でもまだギリギリ20代後半の体年齢。今後とも気を抜かずにキープしていく所存です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?