Reloop SPIN のフェーダーを交換した話
Reloop SPINとは?
ドイツ生まれドイツ育ちのDJ機器ブランドReloopから発売されている「ポータブル・ターンテーブル」です。
詳しくはググっていただければわかると思いますが、この子すごいんです。以下、fujiが惚れたスゴイ機能
モバイルバッテリー駆動可能(どこでもタンテ)
スピーカー内蔵(音がめちゃくちゃデカイ)
7インチアダプタ付属(ドーナツ盤が聴ける)
出力音をUSBメモリに直REC可能
Bluetoothでスマホ等に接続可能(音源をスピーカーで流せる)
バトブレ1枚同梱(すぐにスクラッチが楽しめる)
つまりは全部に大満足ってわけです。
そんなNICEなReloop SPIN を、fujiはサンプリングとリスニング用途、そしてスクラッチ用途として使用しています。
ポータブルでも侮るなかれ、
極めればこのようなスクラッチを楽しめるとのこと。。
「か・・・・かっこE!!」
そんなこんなで、購入から今まで少しずつスクラッチの練習を積み重ねているわけなのです。
なんでフェーダーを交換したの?
物事には必ず理由があります。
常に金欠なfujiが1万円払ってフェーダーを交換した理由。
それは、プロのスクラッチャーが口を揃えて言う、SPIN唯一の弱点を克服するため。
唯一の弱点:フェーダーの遊び部分が広いこと。
どういうことか?
まずは次の画像を見てください。
※そんなこと知ってるよの人は読み飛ばしてください
この遊びの幅が広いと音の「切→入」、「入→切」のためにフェーダーを大きく動かす必要があるため、精密さを要する難易度の高い技がやりづらくなってしまうのです。
1cmにも満たないこの幅を更に狭めたいと思いますが、標準フェーダーにはそのような機能はついていません。
色々調べた結果、fujiは遊び部分が少ない社外製のフェーダーに交換することにしました。(a.k.a.金で解決)
フェーダーの交換だヤァ!ヤァ!ヤァ!
はい、届きました。
今回購入したのがこちらのフェーダー
特殊な配線知識なしで取り付けられる、SPIN用にカスタムされたこちらのフェーダーに取り付けていきます。
※本記事はfujiの活動ログですので、詳細な手順については
同梱のセットアップ手順等をご参照ください
※万が一ぶっ壊れたとしても一切責任は負いません
標準フェーダーのカバーを開ける
プラスドライバーでフェーダー横のネジを外していきます。
楽勝ですね、ジェリーも爆笑です。
標準フェーダーの配線を取り外す
標準フェーダーに繋がっている配線を取り外します。
ちょっと力が入りました。
フェーダーの同梱物を見てみよう
右上から左下に向かって、
ステッカー
替えノブ✗2
MINI INNOFADER PRO 本体
フェーダーカバー
MINI INNOFADER PRO ケーブル
SPIN FADER ADAPTER ケーブル
→取り外した純正フェーダーを空きスロットでボリュームフェーダーにするためのケーブル
フェーダーに繋がるケーブルを取り付ける
本体から出ているケーブル(赤コネクタ)にMINI INNOFADER PRO ケーブルを取り付けます。
フェーダー本体を取り付ける
はい、これ。この工程で30分くらい掛かりました。。
先程取り付けたMINI INNOFADER PRO ケーブルにフェーダー本体を取り付けるのですが、配線を傷つけないよう曲げすぎす、フェーダー裏のコネクタ(メス)に潜り込ませて、更に押し込むのがとにかく大変でした。。
フェーダーを本体に固定する
ケーブルをSPIN内部にうまく収納し、フェーダーカバーを被せ、ネジ留めすれば完成です。
カスタムフェーダーを取り付けて
カスタムフェーダーと標準フェーダーの遊び幅を比較してみました。
※カスタムフェーダーは設定変更で更に遊び幅を縮めることができますが、今回は購入直後の状態で比較しております
標準フェーダーの遊び幅(標準切→標準入)
カスタムフェーダーの遊び幅(カスタム切→カスタム入)
フェーダー交換のみでかなり遊び幅が減り、スクラッチの練習の幅が広がりました!!
今回購入したMINI INNOFADER PROは設定次第で更に遊び幅を詰めたり、モード変更で自分好みのカスタマイズができるとのこと。
スクラッチの練習を進め、自分のスタイルにあった設定に変えていこうと思います。
(せっかくのポータブルだから外でスクラッチやりたいなぁ。。)
この記事は…
"N.O.T.S. Click feat. Big L - Work Is Never Done"を聴きながら書きました。
では、また。
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