「思い込みが自分の邪魔をする」AT&Clグループレッスンレポート・2/4
2月のグループレッスンレポートです!
最初は最近あったことのシェアから始めますが、仕事で、日常で、苦手な動きや疲れる動きにATを使うことで身体を痛めることが無くなったり、仕事の負荷が軽くなったりと変化を感じてられている方が多くて何よりでした。
自分では変化がよくわからないという方もいらっしゃいましたが、私から見ると別人のように変わっています。これからもただATを使って楽しんでほしいなと思います。
最近やっていて身体が痛くなったという「パンをこねる」動きのレッスンもしました。身体の使い方によって「パンをこねる」も身体を痛める重労働にも楽しみにもなります。「家に帰って早く作りたくなりました!」というご感想が全てを表していました。
ATグループレッスンのテーマは「持つ」動き。
楽器を持つ、楽器カバンを持つ、スマホを持つなど、手を使う動き全てが探求材料です。
今回はそれぞれの方ご希望の「ダブルケースが入った重いリュックを背負う」「スマホを長時間持つ」「楽器を持つ」にATを使ってみました。
ATを使うことでリュックの重さの感じ方が変わったり、いつも感じる痛みが無くなったりと、変化が色々起こりましたね。
身体全部が使えると、身体の一部に負荷がかかりにくくなるので「楽になる」という変化が起こります。
ATは、使えるものを全部使うためのテクニックとも言えます。ATを使った結果、行動範囲が広がったり、楽器演奏が楽しくなったり、やりたいことが長時間できるようになったりという、楽しいことが結果的に起こるのが私も気に入っています。
クラリネットグループレッスンは「楽器の持ち替え」でした。
A管からB♭管や、別の楽器への持ち替えがテーマです。持ち替え以前に苦手意識を変えるのも必要です。楽器に対する思い込みで苦手になっている場合も多いので、吹く以前の問題にも取り組みました。
A管が苦手な方の2大思い込みに
「トーンホールの間隔が広くて塞ぐのが大変」
「管が長いから鳴らすのが大変」
があります。それって本当かな?と実際楽器を眺めたり、音の出る仕組みを思い出してもらいました。
思い込みって本当に強力なのです。思い込みが全てを握っていると言っても良いくらいです。気が付かないうちに損をしているかもしれません。
思い込みに気づいて現実に戻れると、指が楽になったり、自然な音に変化されていました。
違う楽器の持ち替え(フルート→サックス)も練習しました。
それぞれATを使っていくと、楽器の負担が減って音の鳴りが激変していました。高音もよく出るようになっていて素晴らしかったです。
ATはすべての楽器に使えます。ATグループは他の楽器の方も大歓迎ですので、興味のある方はぜひ参加してほしいなと思います。
次回3月のATグループレッスンは「歩く」
クラリネットは「いろんなキーの押さえ方」がテーマです。
3月のテーマはどちらも他の楽器でも大丈夫です。お席残り1名です。
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