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日本人の演奏する西洋音楽

全く音楽とは関係のない本を読んでいたのですが、そこに書いてあったことで日本人の演奏する西洋音楽について考えてしまいました。

日本の伝統芸能である能楽の世界についてです。その本によると、能楽の世界は

・練習なしでぶっつけ本番で合わせることがある

・音階にあたるものがない

・音の高さは「上・中・下」という考え方で表現していて、その音の高さは人により違う。それぞれの人が自分の「中」はこの音と決めて、それより高いか低いかで出していく。


西洋音楽のように「音階」がない、合奏に必要な「基準のピッチ」がない・・それぞれの人の表現を持ち寄って全体の調和をとっていくというお話でした。確かに実際の舞台は、言葉では言い表せないような調和があり1つの芸術になっています。

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398字
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