10/26グループレッスンレポート&今後のグループレッスンについて

昨日、ATグループレッスンとクラリネットグループレッスンを開催しました!今回は各1名参加だったので実質個人レッスンとなりましたが、どちらもとても喜んでいただき私も嬉しかったです。

ATレッスンには教室が初めての方がいらっしゃいました。

レッスンでは、ATの考え方や、骨と筋肉の役割の違い、頭の重さ、首〜背骨とのつながり、重心のポイント、腕などのボディマッピング、心を楽にする考え方や、実際にATを生活に生かす方法(歯医者での過ごし方、歩く動きなど)をやりました。

骨や筋肉の役割や頭の重さ、背骨の重心のかかる位置、腕はどう動くかなどをお伝えすると、徐々に身体が動けるようになり、楽しそうにされていたのが印象的でした。

歯医者さんでの過ごし方は、情報の整理(どんな治療をされるかなど)、空間の捉え方、椅子の座り方などをやりました。とても緊張されるそうなので、次からはATを使っていただけると嬉しいです。歯医者さんの記事はこちら↓

歩く動きでは、自ら固まっていたことに気づかれたり、気づき固めるのをやめることで動きが繊細に柔らかくなっていかれました。

ご自身でも色々なことに気づかれていて素晴らしいと思いました。

私は身体に本来の動きを取り戻す言葉でのアドバイスや、起こっていることを整理して、必要なことは解説させていただいています。必要なことがわかると、それ自体が安心につながるので、安心すると身体の様子は変化してきます。(あえて説明しないやり方もありますが)

ATは身体の再教育。長年の動きのクセ、考え方のクセに気づき、色々なアプローチでクセをやめていくものです。

正しい姿勢、吹き方、動きを知りたいと来られる方も多いですが(私もそうでした)人間本来の力はそれを超えたものだと思っています。終わりがないので、決まったものを学んで何かをしっかり得たい方には向かないかもしれませんが、自分をもっと知りたい、自分の可能性を見てみたい、自己探求を楽しみたい方にはとてもおすすめです。


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クラリネットのグループレッスンも5人設定の時間をお一人で使うという贅沢仕様でした。「やりたかったことが沢山できた!」と満足していただけたので嬉しかったです。いつもきてくださる生徒さんとのレッスンでした。

テーマは音の出だしと終わりの処理。楽団の曲で「f」の出だしを練習したり、フレーズの終わりの「dim」を練習しました。

色々なコツをお伝えしましたが「やっぱり息なんですね!」と言ってくださり、わかってもらえた!と嬉しかったです。本当に何でもかんでも「息」が重要ポイントです。

テーマ以外では、裏打ちがズレる時の練習法、裏拍の入り方、発音の仕方、大きい音の出し方、長いフレーズでの「dim」、速いパッセージの捉え方や練習法、息が吸える座り方、練習会場の椅子(座りにくい椅子)の座り方などを練習しました。(忘れているものがまだあるかも)

また、前回のレッスンで私がアドバイスしたことがヒットしたようで、これもとても嬉しかったです。

楽団での練習のご相談でしたが、状況をお伺いした上であることをアドバイスしたのですが、楽団でそれを実行したところ周りの対応が変わり、とてもやりやすくなったとのお話をしてくださいました。

こういうご相談の時は、状況をお伺いして表面上の問題ではなく奥にある根っこを探し、それが改善できるようなアドバイスをしています。(根っこを探すの得意です)


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今後のグループレッスンですが、社会情勢も少し明るくなってきたので、状況を見つつ日曜グループレッスンの定員を少し増やそうと考えています。

現在平日開催は参加者が少ないので曜日や時間を変えるか、もう少し認知されるまでお休みも考えています。

また、日程のお知らせはこれまでの参加者の方に優先してお知らせし、状況次第で土日祝で別日程を新設しようかと考えています。

今参加されている方も色々な学びをして進化されているので、一人でも多くの方にグループレッスンを体験していただきたいと思っています。できるだけご希望に添えるよう頑張っていきたいと思います。


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