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実力が付く指連のコツ&おすすめの指練教材

指の動きが悪い、もつれる、走る、転ぶ、バラける、滑らかなレガートにならない・・こんなお悩みをお持ちの方へ。

今日は指練をするときに気をつけたいことと、おすすめの教材をご紹介したいと思います。

指練の教材は沢山出ていますが、どんなにいい教材でもこなすだけではダメ。

「どう練習するか?」がとっても大事です。


こなす感覚ではなく、指〜全身の連動性を思い出し、耳を使いながら脳と指をリンクさせ練習すると、曲にも応用できる実力が付きます。

具体的にはこんな感じです。

  • 指〜腕〜胴体へのつながり、胴体から頭、胴体から脚への繋がりに意識を向ける

  • 周りの空間に意識を向ける(指を直接見ない。見たい時は鏡で)

  • 楽器と身体の間の空間に意識を向ける

  • 楽譜と自分の間の空間に意識を向ける

  • 耳を凝らして聴くのをやめ、耳に勝手に入ってくる音を分析する

  • 脳からの指令で指を動かす(指だけ暴走させない)

  • やや物足りないくらいの力加減で指を動かす

  • 息の方向は身体の中を通る方向。息をリードに当て続ける。(特に下管を使うパッセージ)


などなど・・これらに気をつけると、身体の使い方が自然になり、指の動きもスムーズになります。


ではお勧め教材です!

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