見出し画像

「めいいっぱいのブレスをしなくても、結構長く楽器を吹けた体験が衝撃的でした」AT・Clグループレッスンご感想


AT――――――
今回のテーマは「ATを使ってブレス」ということで、息が続かないコンプレックスがある私は少しドキドキしながら参加させていただきました。

実際参加してみると、参加者の皆さんがブレスについて同じように悩んでいることがわかってホッとしました。

事前に先生おすすめの呼吸に関する動画を見た上で参加したのですが、そもそも自分の口から出る息は既に酸素を使った後でガス交換が終わったものだったということが思い出せました。(小学校で教わって知識にあるはずなのに、忘れていました)

ブレスがうまくできないせいで、忙しい曲の時はいくら吸っても息が苦しいような気がして恐怖感を感じていましたが、その何割かは思い込みなのかなと思えました。(ちゃんと酸素は取り込めているはず)

グループレッスン時にも呼吸に関する筋肉がどこから出ていて、どう使えるか、肺はどこまで膨らむか、呼吸時の体の変化などの仕組みを教えていただいたことで、自分が息を使うときのイメージがしやすかったです。呼吸時に肋骨や内臓が思っていたより動くということがわかりました。

中でも実験で、めいいっぱいのブレスをしなくても結構長く楽器を吹けた体験が衝撃的でした。
先生が普段のレッスンで「肺の中にはすでに空気が入っている」とよくおっしゃっていましたが、これなんですね。
さらに、自分が一生懸命息を吸おうと思った時に、視界や首周りをガチガチに固めている癖を発見できたのも驚きました。これを止めたら少し楽にブレスできました。

逆に、息がさらに必要なときのための「めいいっぱいの息の吸い方」実践でも、自分史上最高に息を吸う体験ができました。

他にも、息の計画的な使い方やお腹周りの筋肉の意識でブレスまでの間が伸びるのも面白かったです。

CLA――――
今回はモーツァルトのクラリネットコンチェルト2楽章の2回目ということで、また楽しみに参加させていただきました。

今回特に印象に残ったのが「フレーズの最初から最後までどう吹くか考えて演奏」するというアドバイスです。

普段の楽団の合奏でも、フレーズの終わりの音価が曖昧だと注意をいただくことが多いのですが、今回は「その音価通りに吹こう!」に集中するあまり「音価はほぼ正しかったが演奏の楽しさが激減」した演奏となってしまいました。

せっかくのモーツァルトの素敵な曲を吹けるのに、ついつい「間違えないように」「フレーズの終わりを丁寧に」だけに囚われて四角い演奏になってしまうのは残念ですよね。

先生や周りの参加者の方たちから色々励ましやアドバイスを頂けたのも嬉しかったです。
自分も楽しく、聴いてくださる方もそれを受け取れる演奏にしていきたいとモチベーションが上がりました。

他の方の実践でも、カウントの仕方のコツや曲に合った指の使い方や練習方法など盛りだくさんに学べました。

今回もグループレッスンの醍醐味を色々味わえて良かったです。

次回も楽しみです。充実のグループレッスンをありがとうございました。


ありがとうございました!身体に沿った使い方をすると潜在能力が使えるようになり、頑張りが減っていきます。また一緒に練習しましょう。

グループレッスン、空きわずかです。

ここから先は

0字
心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

【全記事読み放題】 ほぼ毎日更新! アレクサンダーテクニーク・クラリネット教師の豊永よしこがレッスンでお伝えしているエッセンスを投稿してい…

サポートいただけると大変喜びます!