「急に失敗を思い出すアレ」の個人的解決策
「失敗」って覚えてる?
皆さんは失敗したことがあるだろうか。
「ない!」という人はちょっともうこの記事はピンと来ないかもしれない。
本当に自慢するようなことではないのだが、私は本当にたくさん、馬鹿みたいに失敗しまくってきた。
そんな私が最近本当に困っていることがある。
その紹介と、個人的な解決策を紹介しようと思う。
急に失敗を思い出すアレ
人間はとても良くできた生き物で、記憶が時間とともに薄れていく。
そのため失敗したことは知らぬ間に綺麗サッパリ忘れ、思い出はキラキラしたものとして蓄積されていく。
(残念ながら私の思い出にキラキラは少ないので、ほぼ忘却される。)
そんな人間の記憶だが、たまにこんな事が起こる。
皆さんは何かの拍子に忘れていた記憶をふと思い出したしたことはないだろうか。
昔ハマっていた音楽や映画、地元の景色、大好きだった食べ物。
そんなものからふと昔の記憶がワラワラと顔を出す。
これが楽しい思い出だったら良い。
ただ時として、こんな事が起こる。
仕事からの帰り道や、お風呂の中など。
雷が落ちるように、突然つらい思い出や失敗の記憶がフラッシュバックするのだ。
私の身に起こった体験を紹介しよう。
私はしこたま酒を飲むのだが、その時に言わなくて良い失言を度々してしまうことがある。
全員が「飲みの席で起きたことは無礼講」となれば良いのだが、そうは問屋が卸さないこともある。
飲み会も終わり記憶は消え失せ、日常に戻る。
しかしお風呂に入っているとき、急に記憶がフラッシュバックする。
「あのときこんな話してて、こう聞かれた時にすっごい心にもない事言ったな、私はなんであんなこと言ったんだろう」
そして同時にこんなことを考える。
「私のあの一言、最低だったな…」
「もう、どうしようもない…あぁ…私って最低な人間だ…」
そのまま感情がどん底、眠りにつくこともできず、気付けば朝を迎えているのであった。
負の感情をどうするか
人はどうしても失敗を犯すと思う。
まぁさっきの例は自業自得のナニモノでもないので、飲み込めよ馬鹿という話ではある。
ただ、この現象についてぜひこの機会に理解と対策を考えていてほしい。
私は本現象について、本当に危ないと警鐘を鳴らしておく。
私は以前仕事で精神的に不安定になっていた時期があり、突然帰りの電車で泣いてしまったり過呼吸になったりしたことがあった。
こんな時、特にこの現象が起こりやすく、正確に書くのは控えるが最悪の選択をしかけたことが何度もある。
この現象、そんな「あと一押し」になりかねないのだ。
一人でいるときに起こるから尚更そうなんです、あぶない。
皆さんはこんな突然の負の感情、どうしているだろうか。
私の解決策をいくつか書いておこうと思う。
解決策1:「またコレか」と理解する
なんだそれ、と思うかもしれないがこれはかなり有効である。
本現象が起こった時に「あぁコレか、さてどうすっかな」と理解することで、客観的に解決ができるのである。
これができないと自分の脳内で情報を混ざり、これを皮切りに更に悪い方、悪い方へと負のスパイラルに巻き込まれてしまう。
まずは第一歩、あぁまた始まったと思おう。
ゴングを鳴らせば、ファイティングポーズになれるのである。
解決策2:理解し詫び、これからを考える
理解した上でどうするか。
私はこれを「チャンス」と捉えることにしている。
これは特に仕事を始めてから考えられるようになったと思う。
まず思い出した失敗に対し心から謝罪する。
そのうえで、それに対してこれからどうしよっか、と考える。
開き直る訳では無いが、やってしまったことはしょうがないのだ。
過去は変えられない、変えられるのは未来である。
この失敗を元に、これからどうすれば同じ失敗をしないか、また贖罪していけるかを真剣に考えることが重要である。
これをしておくことで、また思い出した時に伝えられるのだ。
その落とし前はこれからこうやってつける、ごめんなと。
これからの私にご期待くださいと。
解決策3:好きなもの食べて寝る
解決策2は改善できる失敗に対して有効である。
ただ世の中の思い出には恥ずかしかったり、もうどうしようもないものもある。
(昔スタバでお◯っこ漏らしたなぁ…あれは最悪だった…)
こんな時はもう対策も何もない。
この解決策は会社の先輩に教えてもらったものを紹介する。
「どうしようもないときは、その時に一番食べたいものを食べて寝ろ」
はぁ…?と思うかもしれないが、これが一番効く。
今考えると、人間の欲求であるストレス値を極限までゼロにして、本来持っている忘却力をMAXにしろということなのかもしれない。
とにかく、どうしようもないときは試してほしい。
私はそうだな…ピザとビールかなぁ。
全部だきしめて君と歩いて行こう
いかがだっただろうか。
成功と失敗、経験と記憶、残念ながらすべて自分の軌跡である。
この現象を私もまだ理解しきれていない、明日あなたの身に急に怒るかもしれない。
ただせっかくならこの現象、いつか起きると思っていてほしい。
そして起こったときは、自分なりの解決策で乗り越えてほしい。
この記事が、皆さんの人生を良い方角にする道標になることを切に願う。