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自分の文具をAmazonに出品しよう!〜みんなゲーム化プロジェクト10〜

現在「みんなが豊かになるための紙製品をつくっていこう!」を目標にしている「みんなゲーム化プロジェクト」。会社のみんなが各自好きな紙文具づくりをしています。

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フジイ印刷では、SDGsにも対応する「BLUE SEA ecology運動」に取り組んでいて、環境や循環型社会に貢献する文具や、いろんな人たちと協力してSDGsの目標を達成するために必要なダイバーシティやインクルージョンの視点も取り入れた文具の開発が進行中です。

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そして、いよいよ製品を販売できる段階になってきました。

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そこで販売方法をいろいろと検討しましたが、卸売りと平行して一般向けにAmazonでも販売することにしました。

理由は、世界で一番メジャーなECであることと、Amazonで販売すること自体が個人の開発の原動力になると考えたからです。

Amazon出品というのは、一般小売をやったことがない私たちにとって大きな挑戦です。

でも「みんなゲーム化プロジェクト」の一貫でやっているので、できる限りみんなそれぞれが売って楽しい、買って楽しいと思えるものを世の中に出していきたいと考えています。

そこでみんなが本来の目的を見失わないように、「3つのルール」を設けることにしました。

「①少なくても自分が買いたいと思えるものを創る」

自分も買いたいと思えないものは出してはダメ。これは「このほうが売れるかも」という考え方に支配されて、自分に嘘をつかないという意味も込められています。

また自分と好きのポイントが同じような人がいて、製品が売れたらとても嬉しいと思います。

「②量産を前提とした製造方法に目処を立てる」

印刷工場を持っているというメリットを最大限活かすために、自社でできる限り完成品をつくる前提で、500個〜1000個単位での量産がある程度余裕をもって出来る技術的な目処を立てること。これをやらずに下手に売れてしまうと、売れれば売れるほど作るのが苦しいという、とても不幸せな結果になってしまいます。

もちろん自社だけで出来ないものは、原価に組み込んだうえで他社の協力をいただいてもOKです。

「③テスト販売の原価は赤字でいい」

今回、それぞれ50個程度を最初に作る予定にしているのですが、基本的に社内で製造するので持出しコストはほぼ材料費のみになります。そのため、量産段階で採算がきちんと取れる計算を各自してもらえれば、最初の50個は赤字でもよいというルールにしました。


これらのルールを守れば、基本的にすべての製品が販売可となります。

このルールは絶対ですので、特に「自分が買いたいと思っていないな」と感じたときには、「今回は見送りますか?」と声をかけさせていただこうと思っています。


また今後のスケジュールは、7月中に製品化の最終仕様を決定して、8月中にテスト販売分を製造、Amazon倉庫にまとめて発送の予定です。


大口出品扱いで、ブランド名は「BLUE SEA ecology」

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これは10年前から取り組んでいる環境活動のブランドをそのまま踏襲しています。

「ecology」という言葉には、「すべてのものは、すべてのものと密接に関わっている」という意味があります。

この新しい解釈の「ecology」と、瀬戸内のローカルな取組みをつないで、私たちにつながる様々な人やものが、より豊かになる個性的な紙製品をつくっていきます!

どうぞご支援お願いいたします。


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藤井 聡📖発想力で紙モノづくり
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