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雨降る夜に考える
雨の夜にまちなかでシャッターを押すと、いろんな景色が見えました。
水たまりの中の景色
舗装に反射した建物の景色
揺らめくネオンが乱反射する景色
湿り気を帯びた路地裏の何とも言えない景色
まちなかをウロウロ歩くといろんな景色が見えて楽しかったです。特に水たまりの中の景色は僕にとってとても新鮮でした。そうやって歩いていると、商店街を歩くこともありました。商店街にはアーケードがあり、とても歩きやすいです。でも、その景色は晴れの日と同じ景色でした。
道路の一番の役割は『通行する』ことです。雨の日に通行するには屋根があった方がいいですよね。それはそうなんですが、道路は『通行する』だけなんでしょうか?『通行する』以外のいろんな余白を雨のまちは僕に見せてくれたように思いました。