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ライカQ3 43:アポ・ズミクロン恐るべし
画素数が多いことが高画質ではないというのは周知の事実。そもそもSNSで使う程度だと高画素数を必要としない。のだが、
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この木のみっしり具合どうですか。拡大しなくても高精細だとわかると思う。もやもやっとごまかした感がまるでない。地面の質感も細かい。クリックで拡大すればさらにわかる。そして等倍でも破綻なく6000万画素みっしり描かれている。大したもの撮ってないけど撮るたびほえーって感じ。昔ライカスクリューマウントのコニカヘキサノン50/2.4で撮ったポジが、ルーペで拡大する前に高精細でハイコントラストなのがわかり、フィルムが重く感じたのに驚いたが、それ以上。画質がいいのは小さい画像でもわかる。6000万画素描ききる能力は縮小しても活きる。
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でも万能ではなく、みっしり描くぶんボケが固い。これ開放だけどもう1段開けたいし、ボケがもっととろっとしてほしい。ズイコー50/2マクロの固いボケを思い出す。ポートレートには向かないだろう。
コンデジとか写りの悪いカメラを提げてると、どうせきれいに撮れないしなと思ってシャッター押さないこともあるけど、写りすぎるカメラを提げてると撮らなくてもいいものまで撮ってしまう。まあ、楽しいです。