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第5回赤城の森トレイルラン開催

先週末8/22(土)23(日)と赤城の森トレイル運営&選手のため、
群馬県昭和村にある横浜市少年自然の家赤城林間学園へ。

ここを会場にして大会も5年目。
1年目は3kmコースをぐるぐる周回だったのでジュニアトレイルも同時開催させてもらった。2年目からは林道主体の1周約15kmのコースになったのでちょっと長いからジュニアトレイルは開催していないが今回も2組ほどお父さんと一緒に走る小学校高学年くらいの子がいた。

さてさて今回の開催にあたり青梅市トライアスロン協会と会場で宿泊した際に感じたことや対策について書いておこうと思う。自身のジュニアトレイルや海外レースの対策を書き続けるのは、開催に向けて模索しているヒントにして欲しいから、そしてきちんと対策をすれば屋外のランニング大会は決してリスクは高いとは思えないからだ。

宿泊施設のこと

・事前登録と宿泊数大幅制限。
→定員400名に対し、実際に泊まったのはスタッフ含めざっとみた限り100名以下で多分50名程度

・施設入り口での検温と消毒、施設内移動時はマスク着用と上履き持参(忘れた場合はスリッパを貸してくれる)
→この辺りはもうどこでもおなじみになりつつあるが、職員さんがマメにチェックして徹底を図っていた。

・食事は1席づつ間隔を開けて、同じ方向を向いて、バイキングは中止して1名分ずつ事前に用意。
→接触と会話の機会を極力なくすように。ちょっと寂しい感じがしたけれど、徹底して感染を避けるぞという強い意志を感じた。

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・大会の朝は再度検温して朝食へ。

・大会後のお風呂利用は不可
→例年は走った後にさっぱりして帰るのだが今回はお風呂不可。

こんな感じで施設職員の皆さんは徹底して対応していたので安心して過ごせた。

大会の対策

・会場入り口にサーモカメラの設置(写真は前日準備時のもの)
→参加者は全員ここを通過して、会場内ではマスク常時着用。

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・動線の話
 サーモカメラチェック
→ターバンだなの配布(マスクを持っていない人はこれを常時着用)
→水道で石鹸を使ってよく手洗い
→会場内は炊事場初め、広場は大きなスペースがあるので固まらないように陣取るのはok。不要なものは体育館へ。ただし屋内なので滞在は短めにしていただく。

こんな感じで準備をしながらスタートを待つ。

・開会式は行わず、アナウンスで注意点などを伝える。
→人がどうしても集まることになるので開会式は行わず、マイクを通じてレギュレーションや会場での過ごし方などをお願いした。

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・スタートに関して
→9:30~10:00の間の任意の時間にスタートしてタイムトライアル形式で順位付けを行なった。制限時間の関係などもあってか9:30早々のスタートが一番多かったが、直前までスタートに並ばない。また、スタート時は間隔を取って並んでいただき、スムーズにスタートした。

なお、僕は念の為10:00の最終スタート時刻を待ってから追い上げたちとスタート。息子はスタートラインに立った僕をみて自分のジュニアトレイルのレースだと思いこみ、「よーし、頑張るぞー!」とやる気満々になってしまったので一緒にスタートしてしばらく走った。ジュニアトレイルでは普段大会進行をしていて実は一度も息子と一緒に走ったことがなかったので実はこれはこれでめちゃくちゃ嬉しかった。

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・マスクの着用について
→スタート時とフィニッシュ後は着用。レース中はエイドなどで人が集まりそうなときは着用をお願いした。もちろんエイドや会場スタッフは常時マスクなどを着用。マスクを終日つけていて思ったのはマスクをすると本当に息苦しい。日常生活するだけならまだしも。MCで話し続けたり作業をし続けるとすぐにものぼせたり頭が痛くなる。また、気温が高かったり日差しがあると熱中症になるのも早まるように思う。周りとの距離を取ることなどをしっかりすることでマスクを適宜外しながら過ごすことの大切さを改めて感じた。

レース後

選手はフィニッシュしたらチップを外し、参加賞と空白の記録賞を受け取りそのまま流れ解散。記録は大会当日夜にネット上に公開されたのでそこから各自記入する。

あっさりとした流れで会場は人の引きが早かったが、開催をするという目的は果たせたわけだし、これはこれで1つの方法なのだと思う。 

振り返って感じたこと

フィニッシュ後に参加者の方とお話しすると久々の大会で嬉しかったし、いつも以上にお互いに選手同士励まし合いながら走れたことが何よりも楽しかったとおっしゃっていた。これは全くその通りで僕も同じように感じていた。だからこそ、様々な方法で大会開催はすべきだし、参加人数やルートなどを工夫すれば屋外で行うランニングイベントは開催の敷居は決して高くないと思っている。

そもそも、感染者を出したい(出ても構わない)と考える主催者はいないと思っている。開催の事例や対策が共有されて行くことが会場となる自治体の許可を取る上での安心材料になると思うし、ランニングに限らず参考になる対策はどんどん取り入れて良いものを作っていきたい。

僕目線でのレポートが大会関係者の役に立てば嬉しいです。
これからも少しずつ情報発信を続けます。

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宮地藤雄(みやちふじお)
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