楽しいぞ！ロマンスカーミュージアム

宮地藤雄(みやちふじお)

2021年4月28日 08:30

海老名に4/19にオープンしたばかりのロマンスカーミュージアムに行ってきた。

新規オープンの記事を新聞見て調べて予約をしたが、それでもかなりの日程が既に埋まっていた。

電車好きの息子は行く前から大興奮で、よっぽど楽しみにしていたらしく行くことが決まるといつもより随分といい子になり毎週行こうかと思うほどだった。

ミュージアムへ

予約は15分刻み。

入り口で予約画面を見せ、順次入場。チケットを買って館内に進む。

神奈川県にはまんぼう、東京都内に緊急事態宣言が出ていることからか、時間で細かく区切っているのに加え入場者をかなり抑えていた印象だ。

館内に入る際に「シュミレーターを希望しますか？」と言われ、何か尋ねると「運転体験ができるんです。」との事。それならばとよく分からず、応募券をもらって入場。

2階が入り口で、入ってすぐにトイレとおむつ替えスペース、そしてベビーカー置き場がある。オムツを変えてベビーカーを変えて準備完了。

エスカレーターに乗って1階へと進む。

最初に現れたのは、「モハ1」という小田急線開業当時の車両。

この車両は乗ることは出来ないが、大きな路面電車の姿を見て早速大喜び。

奥では小田急線の歴史のようなムービーが流れていたが息子には難しいので我が家はパス。

奥へ進むと…

目の前に３両のロマンスカーが勢揃い。

しかもこの車両は中に入ることもできる。これは壮観で周りにいた大人も結構興奮している様子であった。僕は小さい頃から小田急沿線で育ったこともあり、これらの車両を見てとても懐かしい思いになった。

さらに奥へと。

今度はもう少し新型の車両だ。

これらになると最前部のシートに座ったり、さらに興奮度が上がる。

シートに腰掛けて昔乗ったことを思い出しているのだろうか。物思いに耽るように深く腰掛け得ているような方も。

息子は今回あさぎりが一番気に入った様子。

抽選コーナー、壮大なジオラマ

あさぎりの近くにクラフトワークの売店のようなものがあり、そこで入り口で受け取ったシュミレータの抽選を行うとのこと。しばらくしたら結果が出るので再度お越しくださいと言われる。

ずっと待つだけでは飽きてしまうので展示見学を進める。順路に従いエスカレーターで2階へ戻ると、小田急沿線を網羅した超巨大ジオラマが。新宿駅から江ノ島方面、そして箱根まで各地の特徴を捉えた多様な建物がたち、そこをたくさんの電車が走る。母校もジオラマにはあってなんだかとても懐かしく子供と一緒に見入ってしまった。

息子1番のお気に入り

ジオラマを抜けると大きな壁に広がるこれ。

インタラクティブアート “電車とつくるまち”

壁に手をかざすと、線路が通り、電車が走り、たくさんのまちがどんどん出てくる。自分で思い通りに線路を引いていく。そこを電車が走るので吸い込まれるように随分と遊んでいた。こういう創造的なものは子どもにとってたまらないのだと思う。

大人でも楽しい。

シュミレーター当選

前後するが、息子が遊んでいる間に抽選結果を確認に行ってきた。

なんと、当選！

シュミレータ体験ができる。1回500円だが1つの時間帯に対し、1名しか当たらないようなのでかなりラッキーだ。コースも3つあり（初級は自動運転）なので、運転席に座って、運転士の目線で電車に乗ることができる(10分ほど運転できる)。そしてブレーキやアクセル、警笛などいろいろなものも操作できるのだ。これは多分マニアにはたまらないはず。膝の上に乗せていただけなのに僕まで緊張しちゃったし。