今年のレースは厳しい。けれど…けれど、準備をしなければチャンスは絶対に来ない。 だから、 日々迷い悩むけれど、 今できる準備を少しづつ少しづつ…ヤキモキする想いを書き綴ってみた。
緊急事態宣言が延長された。
けれど、連休を一区切りに地域によっては規制は緩和されるそうだ。
自粛疲れと相まって、なし崩しになるのを懸念している。
全国で出された緊急事態宣言、岩手県は感染者0だし、そう言った地域の方々からすれば日常に戻りたいという声が高まって当然だと思う。
海岸への立ち入りはお控えください。
連休の間、僕の住む逗子市をはじめ湘南の海岸沿いの自治体は海岸立ち入り禁止(厳密には「お控えください」)と掲示され、逗子では見回りも行われた。けれど、見回りは呼びかけをするだけで強制力はない。また、近所の人の散策などはokであった。もちろん、心情としては理解できる。
けれど、立ち入り禁止(厳密には「お控えください」)ならば権限を持つ人以外は誰も入れない。これが僕の解釈だ。だから、特例を積極的に容認するのはあまり良いアイデアだとは思えない。もし、容認するならば地域住民に対してもきちんと基準を設けるべきだ。でないと、立ち入り禁止なのに入って云々と話がややこしくなり、良い方向には行かない。
山はどうだ?
海岸では立ち入り禁止を呼びかけた。これは海岸を管理しているのが私有地の集合体でなく、県だから。*違ったらごめんなさい。
一方で山、ハイキングコースとなるとそうは行かない。
理由は前述の通り。
地権者が複数いる、私有地の集合体だから。
自治体はそれらの地権者からハイキングコースとしての管理や使用を認められている(自覚していない地権者もいるはず)のであって、だから、立ち入り禁止をする権限を持たない。台風や土砂崩れ等で通行止めなんてことはあるけれど。
また、入り口がたくさんあるのも曲者だ。全ての入り口に立札を立てるのは困難だし、ルートは複数の自治体にまたがっている場合もある。
なので、自粛呼びかけであったり、遭難注意という表示程度になってしまう。
先日も書いたけど、逗子でも道迷いが増えている。
けれど、入山の制限は出来ないので難しいところだ。
僕の今
僕は3月からランニング大会運営(これ僕の主要な収入源)が全てキャンセルとなり、秋以降の大会も準備はしているがこの状況でエントリーが増えるわけもなく、お手上げだ。
なし崩しになることで、もしかしたら大会に出場したい思いがいつも以上に高まりエントリーが今後伸びるかもしれない。それはそれでありがたいけれど、中途半端に解禁と自粛を繰り返されると、真綿で首を絞めるようにジワジワと気力体力共に奪われてしまうんじゃないだろうか、と不安になる。
競技のこと、マウンテンランニング連盟の取り組み
競技に関していえば、マウンテンランニングのワールドカップの半数のレースはすでにキャンセル、残り約半数は順延して開催すべくスケジュールを組んである。しかし、選手会でやりとりをしていると多くの選手が今年の開催には否定的だ。昨日あたりから野外での運動が解禁されているイタリアの選手も、ロックダウンされていない地域の選手も。
いちばんの理由は渡航の可能性が見えないこと。加えて、渡航できても渡航先及び帰国時に14日間の隔離の可能性があること。これでは、仮にどこかのレースに出ることができたとしても、レースの前に14日間ホテルに缶詰の選手と地元で準備を出来る選手と条件の差がありすぎて公平性が担保できないからだ。
加えて、マウンテンランニングではバーチャルレースの否定的な意見が強い。理由は公平性。参加条件が同一でないと競技として成立しないし、ドーピングテストも行えないので不正の監視ができないからだ。これはドーピングコントロールを採用する全ての競技に当てはまるはずだ。
もちろん、バーチャルやオンラインでの楽しみ方はたくさんある。それらについては議論されているし、websiteから選手のインタビュー始め、多様な情報は例年以上に発信されている。
今年のレースは厳しい。けれど。。。
渡航の可能性が見えないので
今年は多分ワールドカップに出ることは難しいだろう。
大会サイドから延期や中止の連絡が来て
分かってはいるのだけど、
やはり…と、落胆することも何度か。
けれど、
もしかしたら、
もしかしたら、
というほんのわずかの可能性を捨てずにいる。
レースはないかもしれない。
レースは行われるけど、日本からの出場は叶わないかもしれない。
もし、そうなったら言いようのないくらい悔しいだろう。。。
けれど、準備をしなければチャンスは絶対に来ない。
だから、
日々迷い悩むけれど、
今できる準備を少しづつ少しづつ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。僕の経験や感じていること考えをいろいろと書いていきます。noteの記事を通じて一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!「スキ!」や「サポート」はとても励みになりますので、宜しければ応援の気持ちも込めてよろしくお願いします!