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スロベニア紀行 Vol.23 ~アトラクションのように楽しめるヨーロッパ最大級の鍾乳洞~

ポストイナへ

最後に訪れた観光地はポストイナ鍾乳洞

リュブリャナからハイウェイを使って、車で1時間くらい。
もしくはバスターミナルからバス、電車で行くことも出来る。
スロベニアでは主要な観光地へはバスターミナルから大体バスが出ているのと、頻度が橋の方が多いのでどちら?と聞かれたら、僕はバスをすすめる。観光バスみたいな座席配置で、隣や近くの人、もしくは運転手さんに不安なら頼んでおくと降り場を教えてくれるし。

幸い、この時は運転が得意な妻のおかげで時刻表を気にすることなく、自分たちのタイミングで移動することができたので時間を有意義に使うことができた。道を間違えたり、駐車場探しで困ることも時々あるが、多分、そういうのは後で振り返った時の笑い話が増えるというもの。

余談ついでに。
ヨーロッパの街は街の中心と駅とが一定距離離れている。
リュブリャナでも駅およびバスターミナルから中心部まで1km弱。ポストイナも駅から中心部まで1km弱。大体それぞれ10分くらい歩く。他の国でも同様であった。

日本ほど電車の本数が多くないことやまちづくりと電車の延伸とが切り離されていたのか、駅からの移動は時間がかかるが、一方で教会とその前に広がる広場、そして囲むように広がるカフェや街並みと旧市街。そういったものが丸々残っているのは不便さを通り越して街の魅力となっており、結果として街で暮らす人にも働く人にもプラスに働いていると僕は思っている。だって、そこにわざわざ行きたい場所、過ごしたい場所がきちんとした形で存在するから。

ポストイナ鍾乳洞到着。

ここはスロベニア有数の観光地。
2012年時点で毎年観光客が50万人以上訪れており、2018年あたりに再び訪れたときはさらに混んでいた印象を受けた。

鍾乳洞は全長21km〜27kmと諸説芬々(ガイドブックによって違う!)。
1つ言えるのはヨーロッパ最大級の鍾乳洞であり、スロベニアはここに限らず、あちこちに鍾乳洞がある、鍾乳洞大国!

僕は行かなかったけど、シュコイツァン鍾乳洞世界遺産

この紀行も終盤だし、せっかく書くから色々書いておこうと思うと脱線が多くなる*2013年以降の話もここまで長くないけど、書く予定。

鍾乳洞にはメインのガイドツアーと、小さな博物館がある。

僕らは時間に余裕を持って行ったので比較的スムーズに、そして、両方行けたけれど、18年訪問の時の様子からして、ガイドツアーの人気がかなり高まっていた。午後いちに行ったのに夕方最後の時間帯のチケットでギリギリツアーに参加できた。鍾乳洞はツアーでないと入れないので、今後行ってみようと思う人は早い時間に行って、予約をした方が良さそう。

ツアーは言語ごとにグループ分けされる。僕がいった時はスロベニア語、英語、他に確かドイツ語ともう1カ国語。なので英語のグループへ参加。鍾乳洞内ではガイドの方についてゆっくり歩いて回る。

けど、その前に!

まさかのアトラクション!!

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ガイドさんについて行くと、トロッコが。
まるでディズニーランドでスターツアーズにでも出発するかのよう!
これはテンションが上がる!!

乗車が済むと早速出発、これで散策エリアまで一気に移動。
しかも結構スピードがあって、手が届きそうなところに鍾乳石が!!

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所々ライトアップされているので鍾乳石が良く見える。

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こういうことをしてはダメ。

核心部へ到着。

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中はひんやり。夏でも10度ほどだそう。
なので上着が手放せない。

ガイドさんに従い2kmほどの行程をゆったりと進む。

ここの鍾乳洞は歩道もしっかりと整備されており、多分、車椅子などでも回れるんじゃないだろうか?起伏はもちろんあるが道幅もあるし、安心して歩ける。

鍾乳洞の中は驚くほど広く、そして間近に本当にたくさんの形をした鍾乳石があるので誰しも楽しめるはず。

ピンボケの写真もあるけど、広さや雰囲気が伝われば。。。

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こちらはスパゲッティーという名前(あだ名?)の鍾乳石

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アイスクリームかソフトクリームというあだ名の鍾乳石。

ともかく圧倒されっぱなし。

最後に出たのが通称コンサートホール。
実際にここでコンサートを行うこともあるそう。

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これはプロテウスという生き物。コンサートホールかその手前に展示されているので是非見てみてください。

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再びトロッコに乗り、地下世界から脱出。

時間がある人はもう1つの鍾乳洞と洞窟城にも足を運んでみてください!

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◎スロベニアをもっと知りたい方にオススメ。
FUJIOPROJECTwebsiteにあるスロベニア関連情報「スロベニア紀行
在スロベニア日本大使館発行「スロベニアマンスリー
スロベニア紀行2012年 まとめその1(マガジン)

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