今年のマウンテンランニングワールドカップの中止が決まりました。頭ではわかっていてもそう簡単に割り切れるものではありません。けれど、僕は山を走ることが好きなので 今は全く先が見えないのだけど、それでもしがみつこうと思います。

今年のマウンテンランニングワールドカップの中止が決まりました。

そうだよね。
と思う一方で、
改めて突きつけられらた現実というのはなかなかヘビーです。

本当ならば、今週末は山梨ジュニアトレイルラン。
僕が各地で行っている子供たちの大会も春は中止、
秋以降も準備はしていますが、開催の目処が立ちません。

今年はイベントが軒並み中止で仕事的にも抜け殻状態。

そして、レースも中止になりました。

僕は今年の11月で42歳になります。

勝負できる時間というのはもう長くありませんでしたので、
頭ではわかっていてもそう簡単に割り切れるものではありません。

気持ちを切らさないように、切らさないようにと
テンションを目一杯にすると、こういう時に
緊張の糸はぷつっと切れます。

そうなると放心状態。

モチベーションは一気に下がる。

見切りをつけるのも１つの選択です。

けれど僕は山を走ることが好きなので、今は全く先が見えないのだけど、それでもしがみつこうと思います。

まぁ、そんなわけで、今は高い山に行くことも出来ないし、
ランナーへの風当たりも強いので出来ることは限られている。

だからこそ、工夫をすれば先々のチャンスにつながるかもしれないし、

ピンチを楽しんだもん勝ちだと思う。

思い通りにならないことはたくさんある。

でも、生きていればいい時もそうでない時もあるというもの。

残念だけど、今はそういう時。

だから、焦ることなく今できることを探し取り組む。

仕事もトレーニングも。

そういう揺らぎや浮き沈みに逆らうことなく過ごしていたら、

しばらく経って振り返っていた時、
少し成長した自分に出会えるかもしれない。

今は多くの人がしんどい思いをして過ごしている。
もちろん僕も。

けれど、
もし僕の諦めの悪さが誰かの心の糧になったならとても嬉しい。

だから、
僕はもうしばらく自分のやりたい事にしがみつこうと思う。


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