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スロベニア紀行Vol.24 ~旅の終わり~

いよいよ完結編

ポストイナから戻って最後の晩もリュブリャナで過ごす。

夕飯は旧市街にある確かSokolというレストラン。

座席は屋内と石畳にせり出した座席とあり、もちろん屋外の石畳に並んだテーブルを選ぶ。スロベニアの郷土料理から定番の洋食まで何でもあるので安心して食べられる。

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こんな感じで道ゆく人を眺めながら(眺められながら?)食事を楽しむ。

唯一悩ましいのは屋外席だと喫煙okなので座席の並びによっては少し気になる。
ただ、私見だけど、外国のタバコは強いのかもしれないけど、日本のタバコほど服や髪に後々までまとわりつくことがないように感じる。一方で日本のタバコは電車に乗ったり、家に帰ったりした時何かの拍子にとても自分がタバコくさいことに気付かされる。

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レストランから横を見れば噴水広場。
ここは特等席。

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もちろん締めはこれ。
ブレッドには及ばないけどこのケーキはもう一度食べておきたかった。

そして、最終日。

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朝の散歩でお気に入りの場所をいくつか再び巡る。

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マーケット。朝から夕方前くらいまで色々なものがあり、この辺りで暮らしているならばいつでも新鮮なものが安価で手に入る。

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フルーツは辺り一杯にあまーい香りを漂わせ食欲を誘う。

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いずれもリュブリャナ大聖堂内。

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入り口。

旅の終わりに。

旅の最後はなるべく普段通りに過ごすことにしている。
散歩をしたり、朝ジョグをしたり、いつも通りの生活の中で気に入った場所を同じようにめぐり、振り返り、色々なことを噛み締める。寂しくもあるけど、1つ1つの出来事をそうして忘れないように写真だけでなく、自分の心に刻み込む。

もしかしたら、もう少し巡った方が良かったかもしれない。
食べ残したものややり残したことがあったかもしれない。
けれど、このタイミングから詰め込むよりも楽しかった出来事や自分が感じたことをより印象的に、より大切にしたいと思っている。

だから、特段変わったことはしない。

妻と街を巡り、時間になったら空港へと向かい、僕らは日本への帰路についた。

振り返って。

元々は僕の備忘で書くつもりが先延ばしにし続けたせいで、8年目になってやっと、初めてスロベニアに訪れた時のことを書き残すことが出来た。

もし、僕の紀行を読んで、スロベニアに興味を持つ人、スロベニアのことが好きになってくれる人がいたらならば、長年にわたり僕の旅を支えてくれた親愛なるスロベニアの友人たちへの何よりの恩返しになると思っている。

2013年以降のスロベニア紀行も書き残そうと思っている。

けれど、なかなかここまでのボリュームでは書けない。
なぜなら、これ以降は本格的にマウンテンランニングのワールドカップに参戦し、転戦を前提に旅をするからだ。現時点の構想ではスロベニア以外の国のことも書こうと思っている。

せっかくだから、各国の転戦の記録、旅の記録になればと思う。

スロベニア紀行(2012)はこれにて完結。
もし、まだ読んだことがない方は是非、これを機に読んでください。
そしてスロベニアの魅力に触れてください。
ありがとうございました。

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◎スロベニアをもっと知りたい方にオススメ。
FUJIOPROJECTwebsiteにあるスロベニア関連情報「スロベニア紀行
在スロベニア日本大使館発行「スロベニアマンスリー
スロベニア紀行2012年 まとめその1(マガジン)


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