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HAPPY??
Facebookには「思い出」という機能があり、
○年前の今日の出来事を色々と教えてくれる。
タイムリーに探しているものと出会うのは難しいけど、
そうそうこんなこともあったっけ、と思い出せるので
この機能は結構楽しんでいる。
そんな思い出から
5年前のフランスでのワールドカップの話。
2015/6/14(日)
フランスでのレースが終わりました。
22位でした。
フィニッシュ後、ディレクターにお礼を言いに行くと
「お前はハッピーか?」と。
「ベストは更新出来たし、(めっちゃしんどかったけど)楽しかった。
だから、ハッピーだよ。」と僕。
「じゃー、俺もハッピーだ。」とディレクター。
帰路、電車の切符を買おうと券売機(フランス語のみでしかもダイヤル式)
と格闘していると、みかねた通りすがりの人に送ってもらえる事に。
車の中で、お互いのタイムについて話をする。僕の方が速かった。
「まじか、すげーな、でも、俺は一生懸命走ったからこのタイムでも
とてもハッピーなんだ」と彼。
「お互いベストを尽くしてハッピーだね。」と僕。
もちろん、勝負事としてのぞんでいる以上、タイムと順位、
つまり結果はとても大切。
そこは僕だってこだわります。
でも、結果や反省とは別に
ベストを尽くした自分を受け入れてあげる事、
応援してくれる家族や仲間への思い、
レースとそれに関わる人々や自然などたくさんの感謝の気持ち。
これらときちんと向き合っていないと、
走り終えた時に「ハッピーだ!」と胸をはって言えないんじゃないかと。
真剣勝負はするけれど、
走り終えた時に誰に聞かれても胸を張って
「僕はハッピーだよ。」
と、言えるようなそんな走りを目指します。
「ハッピー」については前も似た様な事を感じて書いた気がします。
内容が似通っていたらごめんなさい。
今日、改めて感じたので。
さて、明日の朝一番で帰路につきます。
2020/6/23時点
僕自身、レースの予定は相変わらず真っ白だ。
本当なら今頃はアメリカのワールドカップレースに
チャレンジしているはずだった。
けれど、レースがない事実はどうにかできるものではない。
どんな状況下でも何かに真剣に取り組むことは尊いと思うし、
僕が感じたことが、誰かの役に立てば嬉しい。
最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます。
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