【1915年】『カイロプラクティク施術は、病気の予防薬』JOHN S.SCOTT D.C.
■■■ はじめに ■■■
今回、1915年発行の「Chiropractic A Preventive Of Disease」を紹介させていただきます。
さて、みなさんもご存知のように、1895年にD.D.Palmerがカイロプラクティックを創始しました。その後、カイロプラクティックは、米国民に支持されつづけ、米国各地に次々とカイロプラクティックの学校ができるようになります。
そして、1905年にはミネソタ州、1913年にはオクラホマ州、ノースダコタ州、カンザス州というように次々とカイロプラクティックが医療として法制化されていきました。
1920年には米国医師会の弾圧を受けるようになりますが、それらを乗り越えて、現在のように米国医療の一翼を担うまでに発展してきたことは、周知の事実です。
この冊子が出版されたのは1915年ですから、まだカイロプラクティックへの大きな弾圧がなく、カイロプラクティックが全米国民に浸透しつつあるカイロプラクティック草創期の時代のものです。
カイロプラクティックのパーマースクールとしては、1913年に創始者D.D.Palmerが亡くなった直後であり、その後カイロプラクティクを大きく発展させることになるB.J.Palmerが校長をしていた時代になります。
そんな時代の文献を改めて読んでみると、カイロプラクティックというものを再認識することができますし、この冊子のように一般向けでシンプルな内容は、カイロプラクターの患者教育にも役立つに違いないと思っております。
是非その内容をご参照
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