し、し、死亡率が… ひゃ、ひゃく ぱーー ...?!
『人間の死亡率は・・・・100パーセント』
このことを聞いて
みなさんは、何を考えますでしょうか。
今回は、
このことを カイロプラクティック的に 哲学しようと思います。
さて...
人間ではなくても、
有機物・無機物、目に見えるもの・見えないもの、形が有るもの・無いもの、など
最後には、すべて、「消滅」します。
当然のようであり、不思議なようでもありますよね。
しかし、
なぜ?、最後は 無く(亡く)ならなければならない のでしょうか。
そして、
すべてが 永遠に存在する というわけには いかないのでしょうか。
もちろん、それは 無理な質問であり、
それが 出来ない理由 は…
ひとつ
しかありません。
それは ...
おそらく、
「エネルギーの有限性」
の現われではないかと思います。
つまり、
エネルギーが無限にあるならば、破壊・消滅という過程は必要はなく、
永遠にあらゆるものをつくり出し、どんどん増やしていけばよいと思うのですが、
エネルギーは有限でしかないものであるからこそ、
誕生したすべてのものに破壊・消滅という過程を与え、次にまた再生するという
「破壊・再生サイクル」
が必要になってくるのではないでしょうか。
また、
このような エネルギーを考える際、
エネルギーは、「有限なもの」ですので、
破壊と再生を繰り返す有限のエネルギーには、
必ず
「保存の法則」
が成り立っていることを忘れずに、
哲学的にも 論理の展開をしていかなければならないことを 追記しておきます。
(ちなみに、ここでいうエネルギー保存の法則は、熱力学第一法則とは違い、あくまでも概念的なものです。詳しくは、カイロプラクティック哲学の note を御参照ください)
カイロプラクティック においては、
このような エネルギーの話をする場合には、
「ユニバーサル・エネルギー」
(カイロプラクティック哲学用語)
の概念を知る必要があります。
その中でも、特記すべきは、
この ユニバーサル・エネルギー が、
「二面性」
という特徴のあるインテリジェンスを持つことです。
「二面性」といいますのは、
ユニバーサル・エネルギーの一部である「人間」を
例にとりますと・・・
①「年をとり、衰える、および、ケガや病気などを進行させる力」
②「人間を存在させようとする力」
といった相反するふたつの力(意志)のことを言っております。
つまり、人間は ...
誕生して、様々な環境下で、
①と②のせめぎあいの後、
最終的には ① > ② になり、
「死」
が 訪れるということなのです。
( この時、カイロプラクティックでは、
生命体におけるこのユニバーサル・インテリジェンスの二面性のうち、
上記の②に関する意志・法則を、
特に、「イネイト・インテリジェンス」と呼んでいます。)
ということで、
人間は ...
(カイロプラクティック的に哲学した場合)
このようなインテリジェンスの意志のもと
非常に絶妙なバランスの中で、
存在している
といえるのです。
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