ジャイアント馬場「俺の本当の敵は・・・」
ミスター・プロレス「ジャイアント馬場さん」へのインタビューで、
「本当の敵は誰か?」ということに言及したものがあったなぁ と 思い出し、
今回は、記憶をたよりに、その一部を 紹介させていただこうと思います。
アナウンサー「こんにちは」
馬場「アポー」
アナ「今日はインタビューさせていただきありがとうございます。」
馬場「アポー」
アナ「コーヒーでいいですか?」
馬場「アポー、ゴクゴク」
アナ「馬場さんは今までいろんな強い敵と戦ってきたと思いますが、だれが一番の敵でしたか?
ボボ・ブラジルですか?ジンキニスキーですか?エリックですか?それともブッチャーですか?ブルーノ・サンマルチノ?大木金太郎?ファンクス?ジャック・ブリスコ?ハンセン?・・・・・えーと、あとは・・・・・・木村、永源・・・・・」
馬場「アポッ、アポッ、アポッーーーー もういいよ アポー」
アナ「えっ?」
馬場「僕にはね、敵なんていないんだよ、アポー。
しいて言えばね、
自分自身が 一番の敵
だったかもしれない。アポー。
それゃあ、練習だってしたくない時だってあるよ、アポー。朝だって起きたくないときもあるよ、アポー。疲れがひどくて休みたいこともあるよ、アポー。レスラーさえ辞めたいことだってあるんだ、アポー。
でも、がんばって、がんばって、ガンバッテ、ガンバッテ、頑張って、頑張らなくてはいけないんだよ、アポー。
ほんと、試合前でも、遊びたいことだってあるし、アポー。逃げ出したい事だってあるんだよ、アポー。
お!おまけに・・・面倒なインタビューにも答えたくないことも・・アポー・・・・・」
アナ「わ、わ、わ、わかりました・・・・・」
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いかがでございましょう。
わたしは、このインタビューを聞いて、
あの昭和の名勝負を数々繰り広げた「ジャイアント馬場さん」でさえも、
他人を敵と思ったことはなく、
【敵は自分自身の中にいる】
と語っていた事に、ジーンときたのを覚えているのでございます。
そして、「だれが敵なんだ?」と期待をもって聞いていた自分の考えの浅さに反省されられたのでございました。
故 馬場正平 様
私達に、
「本当に戦っている(戦わなければならない)相手は誰なのか?」
を再認識させてくれ、「ありがとうございました。」
頑張ります !!
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