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カイロプラクティックの概念 【水道ホースに例えると…】


カイロプラクティックは、

簡単に言いますと、次のように言うことができます。

「関節のバランスをとることにより、神経の流れを良くして、健康な体をつくりあげる技術」



また、カイロプラクティック哲学的には、


「イネイト・フォースが各々の物質に対して正常に伝送されることにより、体内における各々の物質が調和のとれた活動ができるように促す技術」







ここで、

私の解釈における

カイロプラクティック哲学上の
カイロプラクティック施術について、

簡単にまとめますと

「エネルギーの補完」と「正常なエネルギールートの確保」

になることは、noteの別記事にて 解説した通りです。

(note ; カイロプラクティック哲学-藤野斉解釈-別記事参照)



ここでいうエネルギーとは、
熱力学としてのエネルギーではなく、

あくまでも抽象的な、概念的な、哲学的な、エネルギーと理解してください。




つまり、

カイロプラクティック施術の技術とは・・・

施術者が、

クライアントに、


必要な力を加える(エネルギーを与える)操作であり、



エネルギーが必要に与えられれば、

エネルギーバランスが整い

エネルギーバランスが整えば

エネルギールートが確保され

エネルギールートが確保されれば、

エネルギーが効率良く使われ

効率の良いエネルギーの使われ方をすれば、

トータル的なエネルギーバランスが整い

身体が正常に機能する

ということになるのです。 






さて、

「カイロプラクティック施術」の概念

イラストにしたものに

次のようなものがあります。 



画像1

(1922年のカイロプラクティック用品のカタログより)



ホースから水が出なくなった原因が、
子供にホース踏みつけられているのを
オヤジが見つけ、
「どけぇー!」
と言って、追っ払い、
ホースの障害を取り除いて
水を正常に流そうとしている

・・・という


イラストです。 



「カイロプラクティック施術の概念図」

としては、全くその通りで、

例えが「上手い」としかいいようがありません。


そして、

これから
この概念図をもとに

もう少し、
カイロプラクティック施術の概念を
イメージしていきたいと思います。

今、

この図では、

オヤジが子供を蹴飛ばして、ホースから退かしていますが、

ホースから子供を退かせる方法は

沢山あると思われます。


例えば・・・・

・後ろから手で押す。
・前から手で押す。
・横から手で押す。
・前から蹴飛ばす。
・横から蹴飛ばす。
・足を持って、投げ飛ばす。
・手を持って、投げ飛ばす。
・突っ張りをかます。
・バックドロップ。
・くすぐる。
・水をぶっかける。
・背負い投げする。
・ブレンバスター。
・大声で追っ払う。
・お母さんが呼んでるよとウソを言う。
・子供がいなくなるまで気長に待つ。
・ボールを投げつける。
・怒って移動させる。
・誉めて移動させる。
・チョークスリーパーで気絶させる。
・ホースをちょっとずつ移動させる。
・威圧的に睨む
・誰かに移動してもらう。


e.t.c.


少し考えただけでも、
無限にあることはお分かりいただけるでしょう。

これと同じで

カイロプラクティックの施術も

無限にあるのです。


このイラストで表現されていることを

先述した
カイロプラクティック施術の技術
当てはめて考えると・・・



「通常と違うエネルギーがホースに加わっている為、
ホースから水を与え、畑に水をやるという
正常な仕事ができない。

これに対して、
オヤジは、
力を加え(エネルギーを加え)るという操作をして、
子供を退かす必要がある。


そうすれば、
その系のエネルギーバランスが整い
ホースが正常になる。


ホースが正常になれば、
水の流れを正常に確保することができる。


水の流れが確保できれば、
全体の系として効率良くエネルギーが使われるようになるので
目的とする水やりに対して、
いろいろ考えたり対処することなしに
効率の良い仕事ができる


そうすれば、
当初の計画どおり
正常に、滞りなく
畑に水をあげる作業を
完了することが出来る。」



ということになるのです。




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