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どんど焼きの朝

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

子供の頃の正月といえば[どんど焼き] 紅白2色の小さな団子を小枝に刺したもの、それを焚き火にかざし焼いて食す。そうすると文字が上手に書ける
ようになるとされていました。

団子の呼称は、繭玉。

繭玉なので餡を入れたり醤油をつけるのは染みになるとされ
繭玉すなわち団子には何もつけずに食すことが正統であり
"うまく・・・ない😬"と思いつつ、食べていたのも今となっては
懐かしい遠い昔の出来事になりました。

私が生まれ育った地(東京の端っこ)は繊維に深く関わりがあり
[どんど焼き]の繭玉に[染みが出来るから何もつけてはいけない]というのも
その土地ならではの事だったのでしょう。他の土地で[どんど焼き]の団子を
食べていた経験を持つ人に聞いてみても、同様の習慣は無かったようです。


数年前に知人から教えてもらった[どんど焼き]。
それは私がかつて一度も見た事が無かったもの。
役目を終えた正月の飾りを高く円錐状に積み上げ天辺には赤く丸いだるまを飾る。 
"なんだ? これはなんだ? "と、ぐっと目を奪われ、以来その写真の光景が
目に焼き付いています。未だ実物を見る機会は訪れてはおりませんが
今年初めて又その知人から新しい情報を得たところによると
その正月飾りを高く円錐状に組み上げたもの、それを[左義長]と呼ぶとか。

ご興味をお持ちの方は調べてみてください。
私はこれを調べ始めたら・・・ズズ・ズズっと好奇心の泥沼にハマって
しまい、さっきやっとそこから這い出して来たのです、フゥゥゥゥ。

左義長。 
まだまだ知らない事がたくさんあります。知らない事を知るって楽しいです、ダメです、ハマります・・・ね~☺️