散歩で見つける小さな幸福
これを書いているのは2021年11月12日。
そう秋です!
秋も終わりに近づいてきた今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか?
私は夏の終わりごろから朝散歩を始めました。
youtubeで樺沢先生が朝散歩はめっちゃ健康にいいぞ!と仰ってたので始めた朝散歩。夏の終わりごろにはじめたという事はもう2~3か月続いている事になる。
雨の日以外はずっと続いているので大したもんだと思う。えらいな~自分!
とにかくまあ毎日毎日歩いていると、やはり季節の変化に目が行くようになる訳です。
夏から秋への移行にしたがって、木の葉が紅葉したり青々しかった雑草も今ではほとんどしなしなになってしまいました。夏に咲いてた花は散り、代わりに秋の花が咲きはじめ。
そんな季節の変化で一番私が気になるのは木の実です。
家の近くに生えていた木に桃がなっていたのです。
いや~これには驚いた。あいつ桃の木だったのか。
桃の木なんて知らなかったから最初は桃を見ても桃だと認識するのに時間がかかりました。
「………もも?えっ桃!?桃だ桃!!!」
公道で興奮して叫びそうになったけど、どうにかこらえて繁々と桃を観察しました、まぁ歩きながら。
そして今日は蜜柑がなっているのを見つけたのです!
残念ながら他の実は落ちてしまったのか一個しかなっていなかったのだけれど、逆に一個だけなっている蜜柑というのもなかなか趣があって良い感じでした。
それと、なんかよくわかんないベリー類!
名前も知らない食えるかどうかもわからない様々なベリー類が秋の深まりと共にズワワっと増えてきました。鈴なりを超えた鈴なりです。
そんな木の実たちを見つめながら私は思いました。
「はて?なぜこんなに木の実を見ると愉快な気持ちになるのだろうか?」
私は思うのです。
きっと本能的なものなのでしょう。
ほとんどの生き物にとって秋の実りは冬に備える為の大切な存在です。
私たちがまだおサルさんだった頃よりもさらに前から、秋になれば木の実を見つけて食べれるだけ食べて脂肪を貯めて厳しい冬を乗り越える準備をしていたのでしょうね。
だから木の実を見ると、それを見つけた事事体に幸福感を感じるのでしょう。
だってそれは生きる事につながる発見だから。
木の実を見つけたという事は、春を迎えられるチャンスを得たという事とイコールなのだから。
「よ~し!これで生きられる!!」
私の本能がそう囁いているんでしょうね。