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Sanpo日記【京都穴場観光】        龍と呼ばれる松 善峯寺へ

京都の穴場は西京区!?

京都西山にある、
善峯寺(よしみねでら)へ行ってきました。

樹齢600年以上の『遊龍の松』で知られるお寺です。

年配の親戚が訪ねてきたので、
どこか人の少ない空気のいい穴場はないかと思い……。

久しぶりに行ってきましたよ。

山の中 行き方には気をつけよう

ここは私がとっても好きな京都のお寺の一つ。

なんですが……。
残念ながらふと思い立って、
ふらりと立ち寄れるような場所にはありません。

公共交通を使うのは全くもっておすすめできない。

自家用車、もしくはタクシーで行きましょう。
(バスもありますが不便なんです……)

・YouTube 【JR東海】 そうだ京都行こう「春の善峯寺」

「遊龍の松」昔話の紙芝居を発見

善峯寺は平安時代(1029年)
源算上人によって開かれた場所です。

季節ごとに咲き誇る桜や紫陽花、
紅葉が美しい観光地としても知られています。

日本一の松といわれる『遊龍の松』は見事です。

この『遊龍の松』ですが、
地元の図書館でこの松が題材となった、
紙芝居を発見しました!!

お話はこのような内容です↓


善峯寺には昔、
兼珍(けんちん)という男の子がいました。

この子は折れてしまった
1本の松の木をそれは大切に育てています。

しかしある日、お寺は火事に。

みんなが逃げ惑う中兼珍だけは最期まで、
人々が助かるよう仏様に祈りを捧げました。

やがて雨が降り火事は鎮火しましたが、

助かった人々の中に兼珍の姿はありません。

この火事でお寺の多くのものが、
焼けてしまいました。

しかし兼珍が大切に育てていた松は奇跡的に焼け残り。

現在に至っています。


樹齢600年の松に込められた人の
『思い』が詰まったお話だと思います。

ちなみに善峯寺は応仁の乱の際、
大半の坊が焼失したそうです。

江戸時代になり徳川家光の妻であり
綱吉の母でもある桂昌院が、

現存の鐘楼・観音堂・護摩堂などを寄進し
復興を遂げています。

長い歴史のあるお寺なんですね。

・YouTube 【JR東海】 そうだ京都行こう「秋の善峯寺」

京都観光におすすめ

冒頭にも書きましたが改めて、
善峯寺は「西山」にあるお寺です。

『山』にあります。

境内を回るにも高低差がすごい。

足腰の弱い方は……、
なかなか観光は難しいかもしれません。

ですが、『遊龍の松』だけなら
入口近くで見れるので安心ですよ!!

若い時(10代)に一度、
下界から歩いて山を登りましたがものすごく後悔しました。

健脚な方は挑戦してみてくださいね。

京都の季節を感じ、
京都のまちを一望できる善峯寺。

ゆったりとした時間を
過ごしたい時にぜひ

おすすめです。

Google マップ【善峯寺】

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