オンライン面接で大切なこと。

こんにちは、藤波子です。

昨日オンライン面接にて気になることを記載しました。
本日は、元人事採用担当者として
オンライン面接でこれって大切じゃない?と思ったことを記していきます。

1.ボディランゲージと表情

ちゃんと顔を突き合わせて(物理的には突き合わせてますが)
面接をしないからか、相手の表情が読み取りづらいなーと思うことが
多々あります。

逆にオンラインだからこそ、ボディランゲージとか
表情とか少し明るめで話すと、より相手の印象に残りやすいと思います。
特に、笑顔はいつもの30%増しでいきましょう!
第一印象って、とても大切ですからね。

上記のことが出来るように、スマホスタンドは購入しておいた方がベストです。
一時期スマホスタンドなしでskype使用したら、
次の日右腕だけ筋肉痛になるという苦行を強いられたことがあります…(笑)

2.面接グッズを手元に置いておく

面接が始まってから、メモどこだっけ?履歴書どこだっけ?と
チラチラ画面以外を見て、いざ使う時に
いきなり画面から消えるみたいな暴挙に出ていませんか?

メモ、筆記用具、履歴書、職務経歴書、手帳くらいは
すぐに手の届くところに置いておきましょうね。
逆にオンライン面接だからこそ、こういった下準備って大事です!
「次の面談日ですが…。」
「はい(手帳開いて確認」
とか、すんなり出来た方が「しっかり面接の準備をしたんだな。」
と、好印象が得られます。

ちなみに、水分補給として近くにコーヒーが入ったマグカップ置いてても
オンライン面接なら構わないと思いますが、
手元が狂わないように気を使ってくださいね。
履歴書を焦げ茶色に染めてしまう可能性もなきにしもあらずですから。

3.相槌や返事はいつもより、しっかりと!

実際に目の前の人とお話ししてる時、
頷いたり、話の合間でメモを取ったりすると
「あ、この人ちゃんとお話し聞いてくれるんだな。」と相手に安心感を与えます。
だがしかし、オンライン面接で頷いた時、
相手がこっちをいない可能性もあります。

相手「これが〜こうなってですね。」
自分「(頷く」
相手「(ん?返事ないけど聞こえてないのかな?)」

といった具合に、ボディランゲージは大切だと1でお伝えしましたが、
オンライン面接ですとそれが伝わないこともあるんです。
じゃあ、どうしましょうか?

答えは簡単、返事と相槌はしっかりすること。

相手の話を聞く上で「傾聴」「敬聴」という二種類の言葉があります。

傾聴…耳を傾けてきくこと。熱心にきくこと。
敬聴…つつしんできくこと。
引用元:広辞苑

面接を受ける上で行う行為は
私は「敬聴」だと思っております。

基本的に面接が行われる時って、書類選考後ですよね?
目の前にいる面接官さんは何百枚と送られて来た書類の中から
貴方の書類を読んで、面接の日取りを決めて、
時間を割いて面接をしてくれているのです。
そんな方に、ぞんざいに受け答えするのは失礼な行為だと思いませんか?
それがオンラインでも。

そのため、面接を受ける時は少し背筋を伸ばして、
相手は自分のために時間を割いてくれてるんだなあ、という
感謝の気持ちを持って、面接を受けてみましょう。

面接を受ける時は自分のことでいっぱいいっぱいになりがちですが、
相手に対しての感謝の気持ちを持つと、
不思議とスムーズに受け答えもできるものです。

また、この敬聴は面接官側にも当てはまります。
今目の前でガチガチに固まって面接を受けられている求職者さんは、
当社のために履歴書と職務経歴書を書いて、
面接を受けるために時間を割いてくれているのです。
そして、忘れてはいけないのが求職者さんも会社を選ぶ権利があるということをお忘れなく。

私が新卒入社した会社では、
オリエンテーションでこんな事を言われました。

「貴方達が今日からこの会社に入社するということは、
貴方達はこの会社の顔になる、ということです。
社会人としての自覚を持ち、軽率な行動や言動は慎むようにお願いします。」

いやー、身に沁みます、沁みました。

会社に従属すると、◯◯社に従属する社員という肩書きが増えます。
取引先企業、お客様には丁寧に対応していても、
これから入社したい!と思っている求職者の方をぞんざいに扱うと
◯◯社の面接、良くなかった…と噂が広がり、
求職者の減数にも繋がってしまいますよ…怖いですよ…。

求職者も、面接官も、お互い思いやりの心を持って面接をしましょう。
例えそれが、画面越しであったとしても。

と、少し真面目に、偉そうに語ってみましたすみません。
それでは。

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