新卒の時に仕事で死に掛けた話 2
こんにちは、イノシカ蝶子です。
前回の続きです。
OJT中、先輩からは色々な話を聞きました。
納品の時にどうしたらいいのか、お客様と信頼関係を築くために営業何をすべきなのか。
このお話はとても勉強になりました。
ですが、先輩も会社の一員です。
自分の売り上げも確保しないといけません。
まあ、私がお荷物になってしまったんですよね。
分からないことを尋ねた時に
「いいんじゃない?俺だったらこうするけどねー。」や
「何で分かんないの?」と言われたのが
地味にショックを受けました。
私のアイデアでいいのか、先輩のアイデア活かせばいいのか。どうしたら結果出せるんだろう。
分からないことがないよう、もっと勉強量も増やさなきゃ…。
そう考えながら悶々する日々が続きました。
それに加えて私は「助けを求められない人」でした。
というのも、配属となった支社がかなり好成績を収めていた支社であり、
エリートの方が多かったのです。
その中で日々皆が切磋琢磨していたのに、
私だけ一人ぽやぽやするわけには行けない!と無理矢理肩肘張ってがむしゃらに頑張りました。
また、自分で「営業がしたい!」と言って入社したのに、
弱音を吐けなかったのです。
そんなこんなで、配属されてから2ヶ月後たった頃、
初めて自分の顧客リストを渡されました。
とてもワクワクしたのを覚えています。
これが私のお客さんなんだ…!と地図と照らし合わせて
明日からどこを回ろう?と期待に胸を膨らませ、
次の日はやけに早く起きてしまったことを覚えています。
ですが、いざ回ってみると
「営業?間に合ってるよ。」「いやー、今は新しい機械買う予定なんだよね!」
門前払いの日が続きました。
新しい場所に訪問して、新しい人に会うのは楽しかったですが、
訪問しても対面できなかったり、露骨に嫌な顔をされた時はさすがに凹みました。
訪問をし続けて1ヶ月後、初めて自分のお客様で
ご購入いただいたお客様がいらっしゃいました。
先輩に聞きながら納品機を揃え、実際に納品を行いました。
「そんなことも分からないの?」と言った先輩と一緒だったため、
納品最中も分からないことは上手く聞くことができませんでした。
しまいに、お客さんに
「イノシカさんが営業担当で大丈夫かな?」と言われる始末です。
凹みに凹みました。
当時は片道2時間通勤を続けており、
段々と思考回路が回ってこなくなりました。
3へ続きます。
ご拝読くださり、ありがとう御座いました。
イノシカ蝶子
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