「ゆるい大企業」を去る若手たち
「ゆるい大企業」を去る若手たち。ホワイトすぎて離職?働きやすいのに“不安”な理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b999e24a0f485607daa39d7b661213e2c199c4?page=1
ブラック企業が流行化。働き方改革やテレワーク出勤も進み、社会全体としてはホワイト企業やホワイト企業が目指す企業が増えていることは間違いないが、そうした環境に「不満」をもって辞める20代が多いという記事。
記事の要旨は
・残業時間は年々減少。働く環境は良くなっている
・また上司から厳しい指摘を受ける人も減っている
・にも関わらず将来を不安に思う20代転職者が後を絶たない
・それは「ゆるい環境によって将来不安になることが原因」
・また転職希望者は入社前に社会活動経験をしているやる気のある層が多い
という内容だ。
企業としては良かれと思ってやっているのだが、それが離職原因になっているとは皮肉な話だ。
ここの企業判断は正直難しい。
私のスポーツでの経験だが、強いチームは例外なく厳しい。
緩い雰囲気で強いチームは皆無と言っていい。
(のびのびできる環境のチームもあるが規律や締めるところは締めるなど厳しさも同居していると感じる)
一方草野球に代表されるのびのびしたスポーツのやり方もある。
これは否定しないが強くはなりにくい。
こうした中、のびのびと草野球環境に身を置いていて、甲子園を目指せるのだろうか?という不安と似たような心境なのかもしれない。
テレワークも進み、「厳しい指導」がよりやりにくい環境にもなっている中、企業としてどういう姿勢で新人と向き合うのか。熟考するべき課題だ。