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マイルドも地球の裏側じゃワイルドになるらしい
スーパーで買い物をしていると、賑やかな店内BGMから耳寄り情報が聞こえてきた。
「mildも地球の裏側じゃwildになるよ〜♪」
この歌はアイドルグループSexyZoneの名曲「SexyZone」である。
SexyZoneによると、「マイルド」が地球の裏側では「ワイルド」になるそうだ。
マイルドの意味を検索すると「まろやかなさま。物事の程度や人の性質・態度などが穏やかなさま。」とでてくる。
ワイルドは、「野生であるさま。自然のままであるさま。荒々しく力強いさま。」という意味だ。
では穏やかな人間が地球の裏側に行くと一体どうなるのか。ワイルドの意味から考察していく。
「野生であるさま」
野生になるとはどういうことか。
そう、生肉を食べ、木の葉で尻を拭き、小枝の上に草を敷いて眠ることだ。
そんな生活を続けるうちに生肉を噛みちぎる強靭なアゴと強靭な消化器官が手に入る。その過程で顎は2つに割れ、欧米でモテモテのケツアゴ(butt chin)になるだろう。もう何十分も厚切り牛タンを噛み続ける必要はない。
またそこらへんの草むらでの排泄に当然トイレットペーパーはない。普段上質なふわふわトイレットペーパー慣れしていた尻の皮膚はたちまちガサガサのカペカペになるだろうが、それもまたワイルドである。
「自然のままであるさま」
地球の裏側に行くまでは直線で行っても2万キロメートルある。裏側に到着する頃には当然服は擦り切れ、裸になっているだろう。まさに、自然のまま、生まれたままの姿になる。
「荒々しく、力強いさま」
荒々しく力強いと言えばラーテルだ。ラーテルはイタチ科に分類される哺乳類で、自分より大きな動物や蜂の巣なども襲う恐れ知らずな生き物としてギネスブックにも載っている。
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ラーテルは体長60cm程だが、アイスピックのような大きな鋭い鉤爪を持っており、ライオンやトラ、ワニやクマなど自分より大きな相手にも襲いかかる。挑発されればほぼすべての動物に受けて立つ武闘派だ。
荒々しくなるということは、自分より巨大で、一見強そうに見える相手からの喧嘩も買いまくり、ぶっ倒していくということなのだ。
つまり、マイルドな人間が地球の裏側へ行くと、野生的な生活をして強靭なケツアゴとケツを手に入れ、全裸で巨大な相手のケンカを買いまくる人間になれる、ということだ。
今、マイルドな自分を変えたいと思っているのならば是非、地球の裏側に行っていただきたい。きっと素晴らしいワイルドさが貴方を待っている。