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ともにつくる未来を、見たい。
結局、別の可能性をどう提示するのか、ということを繰り返しているだけな気がしています。場づくりもプロダクトもそう変わらない。光が差すことは大事だけど、同じ角度からばかりだとそこだけ日焼けしてしまう。全体的・総合的にものごとを捉えて、立体的に未来を創造できないか。そんなことを思う。
どんなに素敵な考え方であっても、どんなに心底共感する哲学であっても、全体が一様に染まってしまうことは怖い。一色になっていくほどに、そこに染まりきれないものも生まれていく。誰が、なにが、取りこぼされるのか。取りこぼしが自分じゃなかったらいい、きっとそういうことではないのだろうと思う。
正解を持った時点で、他者を説得する構造にしかならない。正義を抱いた時点で、他者を排除する構造にしかならない。それだったら、ぼくはいつも自分の中に間違った自分を抱えて生きていきたい。正義なんて捨てて、間違いのただ中で生きていきたい。そして、関わり合いの中で、ともに未来をつくっていきたい。
めんどくさくてすみません。でもこのつみきにも、そんな気持ちを込めています。活用されなかったものたちとともに未来をつくる行為、この一点にぼくは強烈な価値を感じています。それは、間違いなくこれからの社会で求められるアクションだと思っていて。これまでの社会が排除してきた数多のものたちと、ともにつくる未来を見たい。
komorebi、現在75%ほどのご支援をいただいています。あと数日。興味を寄せていただいたみなさんと、新しい価値をつくっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。シェアで応援いただけるとありがたいです。
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初デートの思い出。いや、初デートをしようと思っていたときの思い出。
高校の夏休み。
夏休みの宿題を見せてもらいに行くふりをして、好きだった彼女に会いに行った。彼女の家の近くまで行ったな。宿題はすぐに受け取って、近くの洋菓子屋さんでアイスを買って食べた。アイスモナカだったかな。
食べ終わって、本当は「今から一緒に勉強しない?」って言おうと思っていた。だけど、言葉が出てこなかった。彼女とは、電話で話す仲だったのに。いくじなし。
ぼくは、ただ彼女が完成させた宿題をもらって、40分の道のりを自転車で泣きながら帰るだけだった。ありがとう、青春。
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