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映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」で戦争について思う
映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を観た。
とてもショッキングな映画だった。
と同時に、映画館で観てよかったと思える映画でもあった。
アメリカ国内で内戦が起こり、ジャーナリストたちが敵地目指して移動する。いわばロードムービーでもある。
内戦勃発の理由はほとんど語られない。
主人公はベテラン戦場カメラマンのリー。
演じるのは「スパイダーマン」などでおなじみキルスティン・ダンスト。久々に見たが、年を重ねて凄みを増していた。
相棒ともいえる、同じくジャーナリストのジョエル。ベテラン記者のサミー、そしてリーに憧れる若き写真家ジェシー。
四人は道中、内戦によるさまざまな混乱を目の当たりにする。
それだけといえばそれだけの映画だった。「四人と同じ目線で、戦争によっておかしくなっていく社会や人間を見ることで、何かしら感じてくれよ」というメッセージを勝手に感じ取った。見る側が何を考えるかで、ずいぶん印象が変わりそうな映画だ。
一番強く心に残ったのは、主人公たちが「どの種類のアメリカ人だ?」と問われるシーン。
あの部分だけでも観る価値があると思う。
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