政見発表会
数日前に、台湾の総統選の政見発表会があった。
民進党の頼氏:
外交や内政の誇れる成果がないので、お得意の手法で国民党と民衆党を親中だとレッテル貼り。政見発表よりも対中関係などでライバルの誹謗中傷に終始。
国民党の侯氏:
現政権の数々の不祥事や失策で国民の不満は頂点に達している、調査するために、2017年に民進党政権に廃止された「最高法院檢察署特別偵查組」を復活させる、と宣言。対中関係では融和を打ち出す。
民衆党の柯氏:
国民党も民進党もだめだ。対中関係では助け合いを主張。
日本のメディア:
「対中姿勢など激論」と報道。
(三候補はあれこれと話していたのに、台湾といえば中国、の日本のメディアは案の定この程度のみ。)
以上、第1回目の政見発表会について、富士子の簡単レポートでした。
(写真:中選會)