ハイハイは大事な動き
ハイハイは大事な動き
ヒトは移動する時、普通に立って
歩きます。 無意識的かつ自動的
に。
歩行は、交差性・交互性の動きに
なります。 右腕が前に出た時、
左脚が前に出るという風に、交差
した動きになり、腕と脚で見ると、
左・右・左・右と交互に入れ替わ
る動きになります。
交差性:腕と脚が交差して出る
交互性:腕または脚が交互に出る
実はこの動き、左右の脳を使う
とても複雑な動きになります。
右脳 → 左半身
左脳 → 右半身
というように交差して身体に指令
を送っています。
一歩前に出る動きで観ると、
右腕が前に出る → 左脳支配
左脚が前に出る → 右脳支配
になるので、一歩だけでも脳は
フル活動になります。
運動するための指示だけでなく、
バランス感覚、固有受容感覚、
いろんな感覚を無意識に使いなが
ら運動や活動を行なっています。
そして、その歩く交差性・交互性
の動きと同じなのが、赤ちゃんの
ハイハイになります。
右腕が前に出る時、左脚が前に出
ます。 ハイハイの動きは、左右
の脳がうまく連携をとって活動し
て初めてできる動きになります。
ハイハイをたくさんした方がいい
のは、歩くための練習でもあり、
左右の脳に運動の刺激、感覚の刺激
を入れながら、左右の脳の連携と
身体とのつながりを育て、全身の
協調した動きを学んでいきます。
当院に来られる保護者さんからよく
聴くお話なんですが、療育のお医者
さんから、
『最近はハイハイを飛ばす子も
多いですからね。 様子を見て
いきましょう。』
と簡単に云われたそうです。
『ハイハイはたくさんした方が
いいからね』
と昔から言われているこの意味を
ちゃんと考えて欲しいです。
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