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デッサン教室で学んだこと④ 重さの表現

また一つデッサンを終えました。今回は鉄の管?と布とホオズキです。

基本は前までに習ったことでできましたが、新しく教わったのは「重さ」の表現について。




✧重さを伝えるには


デッサンは「伝わる」ことが大事なので、重いものは相応のどっしり感を表現したいですよね。今回は金属管が重く、ホオズキが軽いのでそれをどう表現するかです。

実はデッサンで重いものを表現するには「色の濃さ」が使えます。


✧重いものは濃く、軽いものは薄く


重いものを表現するには、「色を濃くする」
軽いものを表現するには「色を薄くする」

デッサンではこのように描くと、重さを表現しやすいです。

これは要するにイメージで、私達には

・鉄や石のように色が濃いものは重い
・布や紙のように色が薄いものは軽い

という思い込みがあります。もちろん実際身の回りにあるものはその通りではありませんが、白いティッシュと黒いティッシュでは前者のほうが軽く見えます。


✧実物の濃さを少しいじる


なので重いものを表現したい時は、実際よりも気持ち暗めに描くと、重さがしっかり出ます。


今回の金属管は実際には鉄なので、もう少し反射がはっきりしている場所もありましたが、あえて暗めに描くことで重さがしっかり出ました。

逆に布の方は実際は影でもう少し暗く見えましたが、白い部分をはっきり白にすることで軽い感じを出せました。


一つ反省点としては、ホオズキの黒い部分をはっきり描きすぎてしまったように感じます。もう少し薄いほうが、軽い感じを出せたかもしれません。


✧イラストも明るさで印象が変わる


ちなみにイラストでも似たようなことが言えます。


同じものを描くにしても、暗めに描くか明るめに描くかでだいぶ印象が変わります。

分かりやすいのが金属で、明るい世界観のイラストに描かれる剣と、暗く重厚な世界観のイラストに描かれる剣は全然描き方が違います。

黒系の服装でも、明るい黒を使えば軽やかで可愛い印象に、暗くすれば重くクールな印象になります。


テーマに合わせて明るさを選ぶのが大切ですね。

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