体験学習をやってみようの会【ファシリテーター編】
はじめに
先日、Tグループで出会った友人と一緒に「ラボラトリー方式の体験学習」のワークショップ、その名も「体験学習をやってみようの会」を開催しました。
今回はファシリテーターとしての気づきの共有です。
実施内容に関しては、以下の記事をご参照下さい。
生成的な学びの場
一言で、感想をまとめると「生成的な学びの場」となります。
学習者・ファシリテーターが一緒に、
学ぶことを考え、学び方を考え、そして、学ぶ、
そんな特徴があるのでは、と感じました。
ファシリテーターとして、ねらい、プログラム、課題などを考えて準備をして来ました。
しかし、学ぶことに関しては、やはり、当日に集まったみんなでその場で創るものなのだ、と改めて、感じました。
そして、ファシリテーターの想像を大きく超えたところに、
学びの路が形成される点で「生成的な学びの場」であると感じました。
よく、組織開発の文献などで、組織や学びの場を形容する言葉として、"Generative" (生成的)という表現が使われるのを目にしたのですが、今回、ファシリテーターをさせて頂いた体験を通じ、やっと、体感として分かった気がします。
そういえば・・
クライエント中心療法で有名な、カール・ロジャースさんは集中的小グループ経験を「今世紀(20世紀)最も急速に拡大している社会的発明、おそらく最も将来性のある発明」と述べています。
ここで言う、集中的小グループ経験は、エンカウンター・グループ、Tグループ、感受性訓練、ゲシュタルト・グループ等を指します。
個人的に、今回実施した、「ラボラトリー方式の体験学習」における「実習を用いた構造的なグループ体験」も、「最も将来性のある発明」になる可能性があるのでは、と感じています。
ファシリテーターとして
自身の、ファシリテーターとしてふりかえりに関しては、ポツリ、ポツリと「ああしていれば良かったかな」「こうしていれば良かったかな」と日々、振り返っています。
参加者の皆様と一緒に学ぶ場の育み方は、まだまだ模索中です!!
さいごに
ここまで、お読み頂き、ありがとうございました。
今回は感想とふりかえりをお読み頂きました。
引き続き、宜しくお願いします!