読書「グッドアンセスター わたしたちはよき祖先になれるか」
「私たちはどうして目の前のことしか考えられないのか」
という疑問が常々あります。
「こう暑くっちゃあ原発動かすしかないよねぇ」
と知人が言っておりました。
(まじかっ?)
原爆も原発事故も経験済みの同じ国の住人として、びっくりです。
危険度もさることながら、
使用済み核燃料の処理方法が確立されてないってのは、
未来に対してどう責任を取るつもりなのだろう…
その知人にはお子さんもいる。
自分が今楽をするために放射性物質を子どもに押し付けるのは平気なのだろうか…
孫が可愛いっておじいちゃんおばあちゃんはたくさんいるでしょうが、
孫たちの未来のために環境に配慮した生活を選んでる方ってどのくらいいるのでしょう。
「100均のだからいくら壊してもいいよ」
とチープなおもちゃを孫に渡すより、
資源の大切さを教えてあげて欲しいのです。
そんなモヤモヤを抱えて過ごしております。
そう!
私たちってものすごく短期的な思考をしているのだ!
びっくりするくらい。
次の世代のことすら考えられないくらいってのはちょっと異常ではないか。
意図的に目をそらしているのだね。
うちの7歳息子は
「目の前のことしか考えられない」
という発達特性が強いですが、
経験を積むことで改善されていくのだそうです。
さて、人類は経験を積むことができるか。
「グッドアンセスター わたしたちはよき祖先になれるか」
読んで良かったです。
よき祖先になろう!と思う人たちは世界に存在する!
後に続けー!