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父から9歳息子への誕生日プレゼント。

息子(9歳)の誕生日から2週間ほど経過した週末。

夫はイラつきながら息子に言った。
「ソレやらないの?」

ソレ↓

夫が息子にあげた誕生日プレゼント。
未開封。

うーん。
難しい。

私は気付いているのだよ。

息子は以前恐竜に興味があった。
でも今その興味は薄い。

なおかつ息子の興味は『博物学的何か』ではなく
恐竜が『戦ったら面白そうだから』なのだ。

私も思ったよ。
恐竜好きが高じて恐竜博士になればいいのになって。
でも違うみたい。

「こんな生き物が大昔本当にいたんだ!」
「どんなふうに生きていたんだろう?」
「もっと他にもいるのかな?」

とかいう思いには発展しなかった。

今息子の思考に恐竜が登場するとしたら、

「ドラゴンと戦わせたらどっちが勝つかなぁ」
「このUMAと合体させたらよさそう!」

って具合だ。

発掘…興味ないだろうなぁ…

とはいえ息子だって父が
「一緒にやろう!」
と言ったら嬉々としてやるに違いないのだ。

あげっぱなしでほったらかしにしてイラつくようなことじゃない。

夫は今年、息子を連れて2回ほど化石掘りに出かけている。
私はてっきり夫が行きたいのだと思っていたので
「晴れて(行けて)良かったね」
と夫に言ったら変な顔をされた。

それで気付いたのだが、夫は『息子のため』に化石掘りに行っているようなのだ。
『連れていってあげている』と。

夫は子どもの頃化石や恐竜に興味はなかったらしい。
(私はあった。今もけっこう好き)
だからおかしいと思っていたのだけど。

でも今息子は
『お父さんと一緒に』化石掘りに行くのが嬉しいのであって、化石自体にはあまり興味がない。

だから化石発掘キット、自分からやらなくても許してあげて。
なんなら買う前に私に一言相談しておくれ。

(9歳息子、本当は休みの日にお父さんと粘土遊びをするのが大好き。発掘キット与えるより本気で粘土に付き合ってあげたらこの子はハッピーなのだよ)

発掘キットで掘り当てた
「古代サメの歯」

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