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テストの点数を上げるには

こんにちは、リタです。
今回は「カチビン流レッスン術」について、ざっくりとお話しします。
私の生徒さんの場合、小さい頃には興味のあった英語が、小学校5年生でテストが始まり成績がつくようになってから嫌いな教科に変貌してしまいそうになっていました。その彼も、いまでは英語は得意科目に入ったようです。

彼の初期と現在での大きな見える変化は以下です。

1) テスト20点 → 毎回ほぼ満点
2) 保護者が宿題を見ていた → 一人で宿題に取り組めるようになった
3) 予習には興味がなかった →  自発的に予習をすることも出てきた(教科書を見る行為が楽しくなったらしい)

30分のレッスン内容を8分に縮め、なにを目的にどうレッスンを進めているのかの解説をつけた動画です↓

テストの点数が上がるというのは結果であって、その前に、子供たちにこの学びはなんだか楽しそうだぞ、僕/私はこれ得意かもしれないぞ、と感じてもらうことが一番の近道です。(言われんでもわかっとるわ〜!という声が聞こえてきそうですね。笑)


ポイントは「詰め込み教育の真逆」だというところなんです。


1) 生徒さんが疲れているなら勉強させない

疲れているときにする勉強ほどしんどいものはないという人は多いですよね。きっと子供たちも同じです。

疲れている日は勉強はそこそこにして楽しい時間に変更します。ご両親にお子さんの状態(例:今日は運動会の練習でうちの子かなり疲れてます)を聞いてレッスン内容を調整することでできるだけ子供たちの負荷を下げ、その日のその子にあったレベル感でレッスンを進めます。

(小学生だとその子のツボを探しながら子供達に無理のない負荷で進めることができますが、受験を目標にしている中学校3年生や、巻き返しのスピードが求められる中学校2年生に対しては様々な調整が必要です。)



2) 勉強の量を減らす

勉強の量を増やせば学力が上がるかというと、決してそうではないと考えています。子供たちの時間は貴重です。家族と過ごす時間、部活や友達、他の勉強や習い事、趣味・楽しみにだって時間を使いたいですよね。限りある貴重な時間を英語の学習に充てることになるので、どうしたら最短時間で最大の結果を得られるかを探します。

まず、学校で受けたテストや実力テストの答案、またはレッスン中につまった・ペンが止まったところなどを分析し、苦手や混乱部分など「本当はどこが、どうして腹落ちしていないのか」を探し出します。

こればかりはしっかりとした英語力とスキルがある人にしかできない

「分解→整理→その子専用に再構築」

が発生する作業で、問題集の解答にもその答えはありません。なぜなら、表面上で子供たちが混乱しているように見える箇所の、そのまた奥にポイントが潜んでいることがあり、そのポイントは一人ひとり違うからです。

そこをついてレッスンをしたり宿題を出すことで、子供たちの学習に充てる時間を短縮することができます。


3) 先生は商談中の営業マンになる

子供たちの反応に注目して「ここだ!」というベストタイミングでその子が興味のある事柄と学びを結びつけられれば、子供たちは少しずつレッスンに体を乗り出してきてくれます。子供たちに「刺さるポイント」の見極めとタイミングを察知することが大切です。


商談中の営業マンみたいに、または大好きなあの子を振り向かせたい恋する女子/男子のように、自分の中にレッスンの流れを持ちながらも相手を観察しまくり、あの手この手を試してみる、または引っ込めてみることです。

もちろんこれだけが正解とは考えていないので、様々な講師の方、異業種の方のお話を参考に組み替えたりより改善に繋がる方法を探しています。


4) 先生は研究者

私自身はレッスン動画を何度も見返して(全レッスン録画中)、私自身がどうすべきだったのかを振り返り、どうすればもっと良くなるのか研究しています。違和感を覚えたときには保護者さんや公認心理師さんに相談するなど、しっくりくるレッスンを追い続けます。レッスンからの学びは子供たちだけではなく、私にも与えられるので、日々改善です。

その子の性格や特性、その時点での英語力と、その子たちが勉強に充てられる時間や状況によって調整が必要で、理想の形で進めきれないこともあります。それでも、目指しているものは変わることなく、子供たちの「今」と「未来」の幸せです。

「今のこの子」に英語で自信を✨
「未来のこの子」に英語でチカラを✨




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