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やばい、引き受けてしまった💦

昨日のよろずでの一コマ
価格転嫁のご相談でした。

相談者:「発注者側からエビデンス出せば単価引き上げ応じますよと言われたのですが、数年前と設備機械や人も増えたりして規模感も異なり、たとえば電気料などのエネルギーコストや労務費などの金額も数年間からその意味でも格段に増加しています。さてどうエビデンスをつくればよいのか、思案しているところなのです」

わたし:「なるほど、たしかに金額での単純比較は通用しないかもですね。ならば、率で比較してどうでしょうか?たとえば、原価率とか販管費率とか、労働分配率でとか」

相談者:「な~るほど!えっ、先生、具体的に教えてください」

わたし:「はい、いいですよ。『お金のブロックパズル』という図をホワイトボードに書きながら説明しますね!」


とこんな感じで説明していったところ、その相談者は見るのも聞くのもはじめてで、途中途中でスマホでパチリ📷
あまりに持ち上げられるので、

わたし:「過去の決算書を次回お持ちいただければ、ここで一緒に図を書きながら率がどう推移したか、検証してみましょうか?」

これが余分のひと言となってしまった。

相談者:「じゃあ、とりあえず帰ったら決算書数期分PDFでお送りしておきます。作っておいていただけますでしょうか?できあがったら連絡いただければ、またお伺いいたします」

わたし:「(しぶしぶながら)はい、了解しました」

(やばい、引き受けてしまった💦)
と内心思いつつも、既に時遅しで後の祭り。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

この相談者、最初から依存性の高い人だったのかもしれないが、そこまでは見抜けなかった。
おそらく会社でも部下に資料づくりを任せて自分ではやらないタイプか?
本当はそれでは改善の仕方が身につかないし、役に立たない。

次回は、少しずつでも自分でやってもらいつつ、どう手離れしようかと振り返っていたのでした。

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