現状はなぜ深堀る必要があるのか?
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
9月も第2週目に入りました。
夜明けも随分と遅くなってきましたね。
こうしてブログを書いている早朝も1ヶ月前とは打って変わり真っ暗です。
さて、きょうのテーマは「現状はなぜ深堀る必要があるのか?」です。
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「思考のクセ」のほぐし方
そもそも人は誰でも「思考のクセ」があります。
よくあるケースは、
ネガティブに考え、常にできない理由を真っ先に考えてしまう
こうした人は、頭の中で思考がぐるぐると堂々巡りして、疲れがちです。
なので、身体のマッサージと同様に、心のマッサージも行います。
それが、思考の整理です。
この思考整理には4ステップがあります。
タイトルを決める
現状を知る
理想の状態を描く
条件(能力・行動・環境)を探す
この型に沿って進めると、頑固な思考のクセもほぐれやすいと思います。
タイトルは仮置き?
最初のステップは、タイトルをクライアントに決めてもらうこと。
「きょうはどんなテーマについてお話ししましょうか?」
タイトルを決めないと、話しが進んでいるうちにどんどんテーマからずれてしまっているのだけれど、戻ってこられなくなってしまいます。
でも、最初に決めてもらう段階では、仮置きくらいに考えておく。(お相手のクライアントの方には言いませんが)
なぜか?
それが、次のステップ「現状を知る」にあります。
本当のタイトルを探し出せ!
タイトルをクライアントの方に決めていただく際には、
「△△で困っています」ではなくて、
「△△を◯◯(解決の方向性)するには?」で言語化してもらいます。
タイトルが決まったら、次のステップが「現状を知る」です。
ここでも落とし穴があります。
一般的に、コーチングでは現状部分についてその原因を深く探ることはあまりしません。
「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と原因を探っても次につながりにくいからです。
でも、そもそもタイトルが本心と違っていたらどうでしょうか?
たとえば、
最初に決めていただいたタイトルが、「仕事を定時で終わらせるには?」
でも、現状を深くお聞きすると、
実は「仕事を闇雲に丸投げする上司との関係を円滑にするには?」
だったりするのです。
現状を「なるほど、そうなのですね」で終わらせてしまうと、クライアントの本当の課題も見えてこない。
原因を追及するのではなく、本心を探るために深堀りする。
本心でないテーマで進めても、課題解決にはつながらない。
いかがでしたでしょうか?
「現状をなぜ深掘る必要があるのか?」
参考になれば嬉しいです(*^o^*)