「健康経営銘柄」企業に学ぶ
みなさん、こんにちは。
"笑顔で周りを明るく照らす灯台、あなたの水先案内人”
”企業も人も健康から”
経営のパーソナル・トレーナー、
健康経営エキスパートアドバイザーのフジガッキーです!
今日は、久しぶりに健康経営ネタで書いてみたいと思います。
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◆「ホワイト500」企業の評価サマリー公表
経産省は、6月17日に「健康経営優良法人2021(大規模法人部門(ホワイト500))」としてさる3月4日に認定を受けた企業のうち、同意を得た441社について、評価サマリー(フィードバックシート)を公開しました。
また、なかでも先進的な取り組みを行なっている企業を業種ごとに評価し、48社を「健康経営銘柄」として認定しています。
具体的には、経産省では2014年度から企業の健康経営への取り組みを調査・評価しており、これまでに経営理念・組織体制、メンタルヘルス不調者の相談体制など約200項目の多岐にわたる健康経営への取り組み状況を、企業側から回答してもらい、偏差値を算出し、このほどその評価内容をとりまとめ公表しました。
各社の健康経営取組状況を見える化することを目的としたものですが、すでに多くの企業が健康経営自体には取り組んでいることもあり、前年同様に当初立案した計画からの「評価・改善」のポイントを高く設定していることに特色があります。当然だと思います。
今後大規模法人・中小規模法人を問わず、健康経営に取り組もうとされる企業は、大いに参考にし活用してほしいと思います。
◆ 特色ある取り組み例
このなかで、私が注目した特色ある取り組みをされている事例をご紹介します。いずれも出典は、経産省「健康経営銘柄2021選定企業紹介レポート【評価サマリーレポート】」からです。
① 富士フイルムホールディングス(株) (初選出)
以前のnote投稿でも書きましたが、禁煙への取り組みは、昨年中小規模
法人部門にて現在の喫煙率を記載させるなど、評価の大きな対象のひと
つになってきています。
こうしたなか、就業時間内禁煙の就業規則化や会社敷地内全喫煙所閉鎖
といった取組みは本気度がうかがえ、喫煙率の着実な低下も頷けます。
② 東急不動産ホールディングス(株) (2度目)
健康経営は、まずトップの思いを全社的に波及させていくことからスタ
ートしますが、当社では若手従業員主体とした有志による組織風土改革
プロジェクトを立ち上げ、会社を巻き込んだ取り組みを行なっている、
いわばボトムアップに特色があり、面白いなと感じました。
他にも素晴らしい取り組みが満載です。ぜひみなさんでもご覧頂きたいと思います。
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いかがだったでしょうか。
健康は、ESG(環境・社会・ガバナンス)情報の“S”に位置づけられており、企業経営における「健康」の位置づけや投資家の関心も、年々高まりを見せています。
わたしの地元でも、会社としてこれから健康経営に取り組まれようとされ、まずは、経営者さま自らが減量等に取り組まれて、まるでモデルのようになられた方がいらっしゃいます。ぜひ、ご一緒に健康経営優良法人へと歩みを進めていけたらと思っています。
今回もお読みいただき、ありがとうございました✨
今回で、第6弾となる『健康経営』シリーズ
過去5回は以下のマガジンからご覧いただけます。
おかげさまで自身の記事の中で、PV数一番の内容となっております。
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