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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

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利休七則

利休はあるとき、弟子の一人から次のような質問を受けました。
「いったい、茶の湯で心得ておくべき大切なことはなんでしょうか」と。
この質問に対して、利休はこう答えました。
「茶は服のよきように点て、炭は湯の沸くように置き、花は野にあるように、さて、夏は涼しく冬は暖かに、刻限は早めに、降らずとも傘の用意、相客に心せよ」と。

裏千家茶道教科1『初歩の茶道 割稽古』(淡交社)より

これが世にいう、利休七則です。

  • 第一則「茶は服のよきように点て」

  • 第二則「炭は湯の沸くように置き」

  • 第三則「花は野にあるように」

  • 第四則「夏は涼しく冬は暖かに」

  • 第五則「刻限は早めに」

  • 第六則「降らずとも傘の用意」

  • 第七則「相客に心せよ」

予期せぬことへの対応

第六則「降らずとも傘の用意」は、文字どおりで、いつ降り出すかもわからない、果たして降らないかもしれないという中においても、常に傘の用意ができていることが必要だというものです。

ただし、利休はそれに留まらず、「どんなときでも落ち着いて、臨機応変の処置ができるだけの心構えと準備を怠ってはならない」ということを諭したといわれています。

昨日もある会合で、急にあるテーマについて経験談でいいからと、話しを振られたことがありました。

なにせ急なことだったので、思いつくままその場しのぎで話しをしたのですが、家に帰ってきて、「あそこはこうしゃべればよかったなあ」と後悔しきり。

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そんなこんな思い出していたときに、遙か昔に茶道を習っていたときの教本を書棚から取り出して眺めていたのでした。

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フジガッキー/ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
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